NoName

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6/28/2022, 3:51:36 AM

何か罪悪感を持って欲しいのかな
あきらかな数年の歳月に
何を付け加えたいのかな

お前はもつ煮込みでも食って
ハツもタンもハチノスも
高度なテクで取り込んじゃって

ブラックホール
とても禍々しい
ブラックホール
とても腹黒い

反感食らってデモ隊出動
全部洗いざらいぶちまけちゃって

戦争も抗争も肯定する世界
愛よりも憎しみは容易くて
そんなに責められるほど
僕らは敵も味方もないじゃないか
なぁピエロ

薪はくべられた
失うものはとっくにない
文学に縋りたくても
僕の手をすり抜ける

君の吼える声は
惚気けよりも甘く
吼える程女が滴っちゃって

近所の方が言ってました
崩壊したイメージは
とことんそれ恥辱

6/26/2022, 1:56:40 AM

要するに何にだってなれたんだ
僕といる事で壊れたくなっただけなんだ
突然梅雨のソラが吹き飛んだ
天気雨のフリはやめろ

価値なんて要らない
誰かの敷いたレールの上で溶けちゃえ
妄想増幅器で僕と踊れ
安全装置のアイコンで
(こっち見んな)
前世の記憶で背伸びした火遊び 嗚呼

「あたし絶対被害者なの」
なんて誰も信じない
混濁する意識は猛毒
時は流れたのに
無邪気そうにその恋続いた
ごっこ遊び


いよいよ世紀末
そこの奥さんぶっ壊れてる
無垢な初期設定 もう不可能
後戻りはさせない
君の見せたくない姿で
パープル ピンク グレー 黒
どんな色でも(もう見飽きた)

いなくなった僕は前世を棄てた
メソッドも棄てた
友も棄てた
なのに勝手に捏造した物語で
満面の笑みで僕を叩くのか


昭和の記憶で価値 価値 価値
ほんと黴臭い 親臭い ほっといてくれ
終わりの終わりの終わりの終わり
「そして人形の様な少女は眠りにつきました」
ララバイ

別れを認めないでわざと間違えて
崩壊した駆けて来た青年メロス
免罪符の息子差し出して
はい優勝

愛情は時間だった
たっぷり時間は与えただろう
後悔するならスマホ捨てろ
不純だらけの天気雨
さようならを繰り返しても
クリックする地面

6/4/2022, 1:29:07 PM








晴れた空 雲 ひとつない
アオは 豊かさそのものだ

寸分も疑わない無邪気さで
ハイトーンのボイスの歌声さえ聴こえてくる

カタチ無き領域ではなんだって開けっぴろげだ
アオは ソラであってソラじゃない
全てだ
思いのままの すべてなんだ

卑猥さの欠けらもない 愛情が充満して
素肌は柑橘の果汁が滴り
雲母(きらら)は そこらじゅうで笑っているのだし

僕らは 戯れたかったんだ
(学校なんて)


アオ、愛おしい アオ
真実のアオ

世界は
もう キミを喪ってしまった

6/3/2022, 7:27:18 AM

Museよ 私は 忠僕でした

ただ 這い蹲るよに 生きて来た
骨の伸び縮み に 悲鳴は あげ続けて い た


遊牧 の末 ,数々の 善良な才気ばしった聖者らに出逢い
伴に泥に塗れさせてしまった .


泥酔の空に浸ってずぶ濡れだったから
キリストの罰する姿
垣間見てしまう 贖罪 .

世界は 通常運転 異常です

独吟 の声は常に 肉を食み
肉は 空羽
で 徘徊し 草に墜ちる_______

花火みたいに 夜空で 交わって
闇夜の君の
塞がった心 も 交わって
愛し合おう
愛し合おう
愛し合おう
みんな抱き尽くせ
骨の碎く迄 .

清く正しい 仮面 かち割って
どうか Muse...

(また雷が、戻って来たよ)

解放させて 懜い 甜い 飴玉の心臓 舐めまわし
ぜんまい仕掛けの星をカウントダウンしませんか


大衆という神の喘ぎ 遠く 満ち干く ラブソング
白状しようか お前達の のぞみのように
望んでいた 事を




5/26/2022, 2:12:57 PM

詩人を愛せば

その日からカナリヤは鳴かなくなった
詩は 世界に取り残された真実を暴く死海文書
君と僕で 超常対決するべきだった
セックスしながら闘いたかった
出逢った瞬間 意識が火花を放ち
スパークしたはず

なのに ピタリと途絶え
世界はいよいよ破滅に向かっている

君は恥じたのだ
世間と切り離せず
人目を気にし始めた

僕は再会の度 しらけて行ったが何年も耐えた
耐え難きを耐えた! 我ながらタフだった

なのに君 別れたら 途端に実力を発揮しているっぽい
まぁいいよ
詩はやはり独りで書くのがいい
生活感は無いに限る

失恋 未練 後悔
お似合いのテーマだね
僕は苦手だけど

詩人は片恋の虜囚
成就した途端
霊力が失せてしまう

僕の右肩で
今もカナリヤが鳴く

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