#49 世界に一つだけの
[オンリーワンの命]
私も貴方も誰一人として
代わりははいないんです。
貴方の代わりはいくらでもいる?
それはどうだろうか?
貴方は私の全てを知らないし、
もっと言えば
私も私自身の全ては知り得ない。
そして、私の命は私だけのものではない。
陰で沢山の人に守られた命の一つだから。
だから、自分から自分を否定することも無い。
もしかしたら、
私は私自身のことを何もわかってない
のかもしれない。
他者から見れば滑稽に写るだろう。
それでも、
どこかでこの国の人を思って命をかけて
働く人々を忘れて、命をないがしろにする
ことだけはしたくないと思う。
未熟な私は、今日も笑い者にされたり、
大切にされながら、生きていられることに
感謝して生きる。
#48 胸の鼓動
[胸に響く言葉]
心臓バクバク。
どうしよう。
人前で発表するのは本当に緊張する。
観客はジャガイモだと思うといいよ、
って無理無理無理。
あわわわわ。
緊張し過ぎて言葉に感情がこもらないよ〜。
上手くいかないなー。
上手い人の発表を聞いた。
観衆の胸に響く言葉の数々。
私にあんな風になる日は来るのかな。
#47 踊るように
[生きる]
この世の中で、明るく、しなやかに踊る。
何気ない日常がありがたい。
何が起きても
自分の解釈一つで
呪いにも祝福にもなる世界。
何もできないけれど、
楽しんで感謝だけは捧げたい。
きっと、気づかない内に
見えない何かに助けられているから。
#46 時を告げる
[神社の朝を告げる]
ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。
どっしりと重い低音の太鼓が鳴り響く。
午前7時。
神社の始まりの音。
今日も一日よろしく
神様にご挨拶をさせていただく。
サラリとした風が葉に触れて微かな擦れる音。
木々もサーっと風が吹いた余韻の音がする。
小鳥がさえずる。
大きなカラスが飛び立つ。
朝日が昇ってきた。
そろそろ出発の時間だ。
さぁ、今日も一日頑張ろう。
神様に礼を言って、日常に舞い戻る。
#45 貝殻
[螺鈿ーらでんー]
貝殻と言えば、螺鈿細工!
虹色に光る貝殻を細工して、
模様をあしらうアート作品。
祖母の家にも、
一つだけ螺鈿細工の箱がある。
角度を変えると違った色を魅せるのは
螺鈿細工の作品ならでは。
時代を問わず、その美しさに魅了される。
いつか、私も買ってみたい。