#44 きらめき
[明滅]
一つ一つの命の輝き。
花の如く、咲き誇り、瞬く間に散ってゆく。
一瞬一瞬の光の煌めき。
それは一生懸命に命を燃やした魂か。
これでもかと苦労して
報われることなく散った数多の魂か。
今私たちがここに在るのは、
報われることなく散った幾多の魂の御蔭。
限りある命。
感謝して、大切に使わせて頂く。
#43 些細なことでも
[何となく]
違和感を感じたら、
直ぐにその場を離れる。
例え何も無かったとしても、
それは無駄な苦労では無かったように思う。
ある日、何となく少し早く家を出た。
実は、その日電車が遅延していた。
それでも、早く家を出たお陰で間に合った。
またある時、何となく家に帰りたいと思った。
帰宅後、急な大雨が来ていた。
家に帰っていて良かった。
何となくの違和感は、
きっと無意識に何かを感じているのだろう。
些細なことでも、
その小さな違和感を無視したくない。
その一手間が、もしかしたら
大難が小難に変わる
キッカケになるかもしれないから。
#42 開けないLINE
[既読無視]
返答に困る、LINE。
開けない。
返し方のわからないLINEは、
既読無視せざるを得ない。
こういうときは、
直接会った方が謎が解ける。
LINE上で誤解されて事が大きくなるより良い。
忙しい時に来る、LINE。
とりあえず既読つけられそうな時までスルー。
下手に返せないから難しい。
その内に電話もかかってくる。
忙しいから、電話もやむおえずスルー。
とにかく忙しい時ほど
同時にかかってくるから手に負えない。
電話に出たくてもできない。
どうしようもないから、
優先度を考えて動くしかなくて。
後で謝ればどうにかなるだろうか?
心配しながら、一旦無視する。
#41 不完全な僕
[ミニマリストにはなれない僕]
なるべく完璧でありたい。
そう思う時点で、既に不完全なのだろう。
僕の荷物は、とにかく多い。
身長の半分もあるリュックを背負っている。
お泊まりセットみたい、と言われがちだ。
小さい頃はもっと荷物が少なかった。
持っていく荷物は、
好きな物だけで良かったから。
でも、人生を送る内に荷物の量が
増えてしまった。
⚪️外出先で飲食物が合わなかったとき、
対処できるモノが何も無くて困った。
⚪️行き詰まったとき、
本があれば冷静になれた気がする。
⚪️良いアイデアが生まれたから、
何か書き物をしたい。
⚪️歯ブラシ。拡大鏡も無いと見えない。
⚪️身体もトリガーポイントでほぐしたい。
⚪️財布とカードとお薬手帳も
救急車に運ばれた時に必要。
などなど。
とてもミニマリストとは言えない。
けれど、現状に満足している。
一つでも無いと困るアイテム達だから、
仕方ない。
前に本を忘れたら、その日一日
あまり良く無い日だったことがチラホラあった。
そういうことがあったから、
必要な物は重くても持ち歩くようにしている。
#40 香水
[怖いこと]
最近、
香水用の詰め替え容器「アドマイザー」に
ハマっている。
ミストの細粒が細かいから
心地よい水しぶきが来る。
少し高いけれど、買って良かった。
私は水が怖いから、
(水泳は得意だけど)
こういった霧の細かいミストで
水の苦手意識を薄める準備をする。
そうすると、
水を使う家事への抵抗感が無くなっていく。
こんな感じで、
怖いことも工夫して楽しんで生きたい。