6/24/2025, 2:24:06 PM
『空はこんなにも』
朝の白んだ優しく眩い空色
夏の陽射しが照らす濃い空色
少し寂しい日暮れの空色
月と星々を包むような夜の空色
空はこんなにもたくさんの色を持つ
だからきっと人だって同じだよ
それぞれがそれぞれの色で
それぞれを生きればいい
どんな姿だって美しいんだよ
6/23/2025, 1:11:21 PM
『子供の頃の夢』
背丈が伸びた分だけ
夢は小さくなって
遠くまで行けるのに
世界は狭くなった
子供の頃の夢は
あの頃よりずっと
彩度を落として
硬く小さくなった
だけどずっと
心に在り続けて
いつかまた
命をもらえる日を
待ち続けている
捨てたわけじゃない
6/19/2025, 2:25:26 PM
『雨の香り、涙の跡』
雨の香りがすると思い出す
雨の中で一人でいたこと
ずっと泣いていた私を
貴方が見つけてくれたこと
貴方が私の手に触れたこと
冷えた手を叱った後に
その手で包んで温めたこと
ずっと一緒にいてくれたこと
いつも私の涙を拭ってくれたこと
その優しさを信じきれなかったこと
私の身勝手な理由で離れたこと
いくら悔やんだって戻れないこと
雨を見るたびに思い出すこと
どんな雨だってもう
あの雨の日のレプリカ
この雫は、雨かな
それとも涙かな
わかんないな
6/18/2025, 11:19:34 AM
『糸』
絡まって裂いて
誰かを縛るのも糸
撚り合わせ織って
誰かを温めるのも糸
結んで繋ぎ止めて
誰かを守れるのも糸
私の糸の意図は
愛おしさのために
使っていたい
6/17/2025, 12:48:56 PM
『届かないのに』
あともう少しって
指先の分だけ
つま先の分だけ
私を広げたら
届く気がしてた
空も夢もあの人も
もう届かないのに
馬鹿みたいに
まだ信じている
届かないと知りながら
私は私を広げ続ける
無駄じゃないって
信じているから