『雨の香り、涙の跡』
雨の香りがすると思い出す
雨の中で一人でいたこと
ずっと泣いていた私を
貴方が見つけてくれたこと
貴方が私の手に触れたこと
冷えた手を叱った後に
その手で包んで温めたこと
ずっと一緒にいてくれたこと
いつも私の涙を拭ってくれたこと
その優しさを信じきれなかったこと
私の身勝手な理由で離れたこと
いくら悔やんだって戻れないこと
雨を見るたびに思い出すこと
どんな雨だってもう
あの雨の日のレプリカ
この雫は、雨かな
それとも涙かな
わかんないな
6/19/2025, 2:25:26 PM