『明日世界が終わるなら…』
明日、せーので全てが終わるなら
世界中の人たちの大体の悩みは消えて
きっとこの世界は初めて
完璧に近い幸せに包まれる気がする
最後の最後に、そんな気持ちになれるなら
なんか、そんなに、悪くもない気がする
『風に乗って』
たんぽぽっぽ 春列車
ぽっぽ ぽっぽと 進んでいく
広い原っぱに咲きながら
春のはじっこについたなら
綿毛がふんわり広がって
もっと遠くへ飛んでいける
たんぽぽっぽ 春列車
ぽっぽ ぽっぽ
ふあ ふわ
ぽっぽっー
『今日の心模様』
澄み渡った青空のように
清々しい気持ちで目覚めても
ぽつり…と ひとつ
小さな悲しみが降れば
どんよりと暗く曇っていく
それは仕方がないこと
雨が降るように当たり前に
悲しみは突然やって来る
だけどいつか雨は止み
洗い流された世界を
陽の光が照らし出せば
雨が降る前よりもずっと
キラキラ輝いて見える
だからころころと変わっていい
空模様も心模様も素直でいい
『雫』
っ
ぱたっ ぽちゃ
ぴっちゅ ぽとぱたっ
とたた… たっ たた
ぴった とと…ぱ
ぱちゅん
・
・
・
お喋りしてる
「何もいらない」
何もいらないなんて
心の底から言えたのなら
どんなに幸せだろう
週末は本を買いたい
春物のワンピースがほしい
早く暖かくなってほしい
アラームをかけずに眠りたい
あの人に会いに行きたい
毎日がそんな望みで溢れて
例えそれが叶えられたとしても
きっと尽きる事はない
だけど全てが満たされたとしたら
満たそうとしなくてよくなったとしたら
どんなことにも意味がなくなって
怠惰に息をするだけになってしまいそう
それはとても悲しい事のように思う
だからなんだろうねぇ
幸せになろうとする事自体が
幸せという事なのかも知れない
なんとなく生きる力って
そういうものなのだろうと思う