可愛い可愛いあたしの恋人
あなたが笑顔になってくれるだけであたしは幸せになれる
あなたの幸せはあたしの幸せ
あなたが泣いていたらあたしは悲しい
あたしはあなたの泣き顔を知っているの
すべて諦めた顔も知っているの
あなたはもう覚えていないでしょうね
あれはもう1000年も前の出来事だったから
だから、だからつぎの1000年先は、あなたの涙を見たくない
希望を持って歩んでほしい
あなたの幸せはあたしの幸せ
幸いなことに世の中はあたしたちに寛容になってきているのよ
笑顔を、幸せを、希望を
今日も、明日も、これからも、1000年先も、ずっとずっとずっと
「1000年先も」
今日は友人の結婚式でした
彼女は3色の勿忘草を模した髪飾りを付けています
いちばん多い青色の勿忘草、花言葉は真実の愛
結婚式にふさわしい花
ピンクは真実の友情
白は私を忘れないで
ねぇ、私を忘れないで
ずっと一番の友達でいさせて、友達でいいから、どうか
おめでとう
「勿忘草」
どうもこんにちは、ブランコです
皆様も一度はブランコに乗ったことがあるのではありませんか?
僕らブランコは人間が大好きです
自力で移動することができない我々に笑顔をみせてくれるから
彼らの笑顔と笑い声で僕らはより長持ちしようと思うのです
皆様も童心に帰ってブランコに乗ってみませんか?
どうか僕らに屈託のない笑顔を見せてください
僕らはいつでもここに居ます
24時間営業中ブランコです
僕らはいつでも人間の笑顔を愛しています
どうか、大人になって笑顔を忘れてしまうなんて悲しいことが起こりませんように
笑顔を作るみんなの遊具、ブランコでした
「ブランコ」
ある日いきなり空気の海に放り出された
これが僕の旅の始まりだ
最初は立つことさえ難しかったけれど、いつの間にか走ることもできるようになっていたんだ
歩いて、転んで、泣いて、立ち上がって、仲間と出会って、別れて、また出会っての繰り返し
この旅路の果てには、それはもう立派な川があるらしい
その川を見たとき、美しく映るか醜く映るかはその旅人次第だとか
この旅がいつか終わってしまうのは悲しいけれど、その時この目に映るその川が美しくありますように
そんなことを思いながら今日もまた宿を出るんだ
行ってきます!
「旅路の果てに」
ずっと心に留めていたこの気持ち
一生胸に抱えて、墓まで持っていこうと思ってた
でもね、あなたのその顔を見て気付いてしまったよ
私の一方通行じゃなかったんだ
あなたも手を繋ぎたかったんだ
朱に染まった目尻と耳に、もごもごと動くその口に
心がくるくる踊りだすんだ
あぁもう、喉から飛び出してくる言葉を私は抑えられない
あのね、私ね、貴女の事が―
「あなたに届けたい」