ある日いきなり空気の海に放り出された
これが僕の旅の始まりだ
最初は立つことさえ難しかったけれど、いつの間にか走ることもできるようになっていたんだ
歩いて、転んで、泣いて、立ち上がって、仲間と出会って、別れて、また出会っての繰り返し
この旅路の果てには、それはもう立派な川があるらしい
その川を見たとき、美しく映るか醜く映るかはその旅人次第だとか
この旅がいつか終わってしまうのは悲しいけれど、その時この目に映るその川が美しくありますように
そんなことを思いながら今日もまた宿を出るんだ
行ってきます!
「旅路の果てに」
1/31/2022, 12:40:55 PM