『フレネミー』
フレネミー
最近、よくこの言葉を聞く
そしてそれが学校に凄くいるんだとか。
きっと自分にはそんな友達なんて居るはずないだろう。
友達と言える人は1人しかいない。その子の名前は
「山田カスミ」
かけがえのない親友なのだ。
それにしても、フレネミーとかいう人達がいるなんて、この世はとても生きづらいな。
そんなくだらない事を考えながら学校に行く。
自分の靴箱にある上履きを履き、階段をコツコツと上っていってついに自分のクラスに着いた。
ガラガラ、と引戸を開ける。
その瞬間私は違和感に気づいた。
クラスがどうもおかしい。私を見てコソコソ何かを話している。
「なあ、お前って寛太の事好きなんだろ?」
男子がそう言ってきた。
なんで知ってるの?これが真っ先に思った事。
他の男子はひゅーひゅー!と冷やかしをしてくる。
「それって誰が言ってたの…?」
私は聞いた。何かおかしいんだ。何で知ってるのか。何故なら知っている人は1人。
「え?山田が言ってたけど?」
そう、知っているのは山田カスミ、私の親友だけが知っている事。
カスミが居る方を振り向くと、カスミはごめんと言いたそうな顔をしながらも微笑んでいた。
むかつく。
ああ、これが「フレネミー」というものなのか。
「…ぇ…ねぇ……ねえ!
ちょっとアンタ、大丈夫なの??」
お母さんの声で目が覚めた。
あれ、さっきのは夢だったのか…。
「体調悪くても返事くらいしなさいね。もう。
お粥作ったんだけど、食べる?」
そうだった。私は昨日から熱が出て学校を休んでいたんだ。あの悪夢は熱のせいか。
「……うん。食べる」
そう一言言い、お母さんと共にリビングへと向かっていく。
私が休んでいる間、あの夢の出来事が本当になってなければ良いのだけれど。
『タイムマシーンがあったらな。』
遠い遠い夏休みの日、8月××日。
友達は俺の家に来てて、俺は自分の部屋に隠していたグラビア特集本を丁寧に見ていた。
その時にあいつが言った。
「タイムマシン欲しいかも」
その発言が俺は訳が分からなかった。
だってあいつ、そんなくだらない話は好まないなんて自分で言ってたんだぞ?
「え、何?どうした??いきなりそんな事言って……。」
俺は戸惑い気味に答える
そうすると
「んー、なんかな……何でだろうな。」
あいつは笑いながら言った。
何でいきなりあんな事を言ったのか俺は本当に意味が分からなくて、
探ろうと思って色々聞いた。
「なんかあった?」
「いいや、違う」
「後悔してるとか??」
「違う。」
「ん〜……?
あ!分かった!ドラ⚪︎もん見たんだろ?」
「ちげえよ馬鹿っ!」
あの時笑ってたな。めっちゃ。何でか知んねーけど…。
「まじで何なの!?何で?教えろよお」
「ええ?んーとなぁ……」
そんな必死に理由を探る俺を見て、少しめんどくさそうな顔をしながら言ったんだ。
「俺さ、限界なの。まじで死にたいくらい。だから過去に戻ってやり直したいんだよ。」
真剣な顔をしてた。
「は…?え、それまじで言ってんの……?」
でもその後あいつはさっきの真剣な顔が嘘かのように、あははっと笑い
「さっきの嘘だわ。騙された?そんなびっくりした顔しやがって。」
「は??まじふざけんな!ガチで受け取りそうになったんだぞ!」
あいつはそんなくだらない嘘をついた事に怒っていた俺とは逆に楽しそうにしていた。
時間が少し経った後、あいつはもう夕方だし帰るわ。なんて言って去って行った。
9月1日、あいつは死んだ
自殺だって。
何で気付いてやれなかったんだろうな。
あいつが我慢してたって事。
後悔がいつになっても消えないわ。
本当に、お前が死んでから何回も思ってるよ。
タイムマシンがあったらな。って
『キミが居たから頑張れてた』
ああどうしよ、今日も何もしたくない…
あの子が亡くなったから何も出来ないなんて、ダメな人間だよね。
会社にも謝りながら休みを貰った。
玄関前で毎日言ってたキミからの頑張れ!って言う言葉があったから頑張れたのに。
他の子でも私の体の充電はされないよ。
ただあの子だけが充電をしてくれた。
本当に、あの子が居なきゃ何も出来ない自分が情け無い…。
『星よりも』
ある日の夜、大好きな貴方と星を見に行こうと言う約束で一緒に星を見ていた。
貴方は
「星とっても綺麗だね。」
なんて言ったからとっさに共感したけれど、本当の事を言うと私は星なんて目がいかなかった。
なぜなら
貴方の方が何倍も綺麗で、何倍も輝いているように見えたからだ。
『雪のように』
学生生活
友人関係
成績
進路
これ全部、乗り越えてしまえば
今 辛くて悩んでいる事全て、雪のように溶けてなくなるのだろうか。