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4/22/2024, 10:49:48 AM

たとえ間違いだったとしても
正解なんてものはない。
ほとんどの人が
「これが絶対正解」
というものでも、間違いということもある。
そもそも正しい間違いの概念も人が生み出したものである。
だから答えは、無い。
自分自身で判断するだけ。
だから私は
たとえ間違いだったとしても自分を信じれるようにありたい。
今まで私が出した答えも正解と思えるように。

4/21/2024, 11:37:14 AM


その日の夜は雨が降っていた。
「天気は……」
今日も夕方に雨が降るおそれがあるらしい。
「いってきます。」
日に照らされ宝石のように輝いている草についた雫。
まだ、雨の香りが残っている空気。
今日は、何があるのだろう。
かすかに期待しながら歩いた。

その日は散々だった。
階段から落ちる、
お気に入りの物を無くす、
冤罪をかけられる、
陰口を聞く。
あぁ、今日は何をしてもうまくいかない日だ。
たまにはそんな日もあるけど、流石に、つらい。
ポツン
ザーッ
私の心を写したかのように雨が降り出す。
鞄から傘を探す。
「……あれ、ないっ、うそ。
もう、やだ。」
気付けば、涙が出ていた。
雨で、よかった。
泣いているのは見られたくないから。
ザッ、ザッ
雨が当たらなくなる。
振り向けば、
「傘忘れたの?」
と、いつもの調子で聞いてくる友達。
「うん」
「あれ?泣いてる?」
もう何に泣いているのかわからない。
「雨だからっ、雫だからっ。」
そうすぐにバレる嘘を並べながら歩き出す。
悪いことばかりで、失敗ばかりでも
案外、優しさはあった。
「ありがと。」
「急に?
まあ、どういたしまして。」
互いに笑いながら雨の中を歩いた。
家に近づく頃には雨は止んでいた。

4/20/2024, 10:37:56 AM

何もいらない
言ってみたい気もするけれど、
私には合わない言葉。
もっと楽しさを見つけたい。
美味しいものが食べたい。
すごい人になってみたい。
笑っていたい。
今日は眠いから早めに寝たい。
でも、新しく借りた本を読みたい。
……欲望しかない。
けれども私から欲望を取ってしまったら、
何もできない物体になってしまう。
だから何もいらない、なんてことはことはない。
ただの物体になるほうが困るしつまらないから。

4/19/2024, 2:59:10 PM

もしも未来を見れるなら
自分がちゃんと笑って生きているのかを知りたい。
心から笑えて生きていたのなら、
それまでにどんな失敗をしていても
それなりに幸せに生きているのだろうから。
本当は自分の失敗や、成功の方法を
知ったほうが得なのかもしれない。
それでも、
「未来を知るのはなにか違う」
と、思う自分がいるから。
結末も、途中もわかる物語より、
少し不安でも、わからなくても、
展開がわからない物語の方が面白い。
だから、とても不安で嫌になるかもしれないけど
自分の人生の道筋は見ない。
ただ、楽しいかだけ知りたい。

4/18/2024, 12:40:10 PM

無色の世界
いつだったっけ?
色があるしわかるのに無いように感じたのは。
あぁ、そうだ。
「笑顔が気持ち悪い」
って言われた時だ。
その時、時間が消えて、気付けば、いつも通りカラフルなはずの景色も白黒に感じたんだった。
しばらく心から笑えなくなった。
泣きそうだった。
あんなに楽しいはずの毎日が、大嫌いになった。
怖い、何も見たくない、聞きたくない。
それを言った本人は楽しそうで、言ったことすら忘れたかのように私に接する。
「最近元気ないけどどうしたの〜?
顔、怖いよ?」
うるさい、うるさいよ、
ほっといて、かかわら、ないで。
私は何も言えずにうつむくだけ。
だけど、悪いことばかりではなかった。
支えてくれた人がいた。
だんだん色が戻って、また楽しさを取り戻して。
また、笑えるようになった。
そうか、私は笑顔が元気のもとだったんだ。
人の笑顔も、自分の笑顔も好き。
もう、あんな世界は見たくない。
自分は自分。
私は自分の道を行く。
支えてくれた人には本当に感謝している。
ほんとうに、ありがとう。

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