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4/13/2024, 1:15:40 AM

遠くの空へ
ある昼下がり。
ただ、空を見ていた。
青い空。
流れる雲。
公園の鉄棒に座ってただ見ていた。
ブーン
低い音。
聞き覚えのある飛行機のエンジン音。
どこだろう?
すぐに、わかった。
空に引かれた白い線。
その先にあった。
遥か遠い上空。
実物ではとても大きいのにゴマ粒のように小さく見える。
しばらく目で追っていた。
これは小さい頃からの癖。
ずっと、空は好きだったから。
しばらくすると消えていった。
飛行機は遠くの空へ消えていった。

4/11/2024, 11:40:02 AM

言葉にできない
言葉にできない気持ち。
ねえ、これは名前をつけるとしたらどんな感情?
言葉にしたくて一生懸命考える。
けれど、見当すらつかなくて。
誰か教えてよ、この言葉にならない思いを。

4/10/2024, 12:15:15 PM

春爛漫
桜が咲き乱れ、舞い落ちる。
暖かい日差しと青い空。
その日はお花見にはちょうどよかった。
お花見に来た人々の雰囲気も明るい。
私もこの季節を楽しもうと考えながら
川沿いを歩く。
桜の花びらが流れてゆく。
綺麗。
私は桜が好きだ。
美しく、何処か儚い。
咲き始めでも、満開でも、散ってゆく姿も。
私はしばらく桜を堪能した。
「お母さん!見てみて、黄色い花!」
私は思わず振り向いた。
「それは菜の花だよ」 
「菜の花?」
「そうだよ
それより桜は見ないの?」
なんだか、小さい自分を見ているようだった。
私も、同じことを言っていたから。
あのときは桜はほとんど見ていなかった。
それでもこの季節が好きなのは変わらなかった。
私は女の子から目線を変えようとした。
その時、見たものは。
優しい日差しと青い空。
桜が浮かぶ水面。
白い蝶。
黄色い菜の花と淡いピンクの桜。
今年も見つけた。
思い出を。

4/9/2024, 11:58:48 AM

誰よりも、ずっと
誰よりも、ずっと中途半端が多い私。
元々、苦手が多く得意なんてなくて失敗ばかり。
そんな私が嫌いだった。
嫌い、だから頑張った。
いつか自分を好きになれると信じて。
その結果が今の自分。
そこそこが多く、
私ではない誰かの方が必要とされやすい。
私は、何が得意なんだろう?
まだ、なにか足りない。
まだまだ頑張れる。
必死に生きていた。
前の何もできない自分に戻らないように。
そんなとき誰かが言った。
「いつも、助かってる」
びっくりした。
私はこれといったものが無いし、今も失敗ばかりだよ?
「忘れていた事とかいつの間にかしてくれてる」
「影でコツコツ頑張ってるよね、
おかげで大きく困った事はないし」
ただ、嬉しかった。
そっか、
誰よりも、ずっと人の事を見れる人達だから。
それなら期待に応えよう。
応えられるかはわからないけど
誰よりも、ずっと中途半端でも
誰よりも、ずっと頑張り続けられる人になろう。
誰よりも、ずっと誰かを支えられる人になろう。
今は、前よりかは自分が好きだ。

4/8/2024, 12:03:13 PM

これからも、ずっと
このワードを見たときに出てきた願いが一つ。
「これからもずっと楽しい毎日が続きますように。」

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