棗_元 涙空

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9/8/2024, 10:58:50 AM

胸の鼓動を確かに感じる
君といる時
君の腕の中にいる時
君の運転中の横顔を見ている時
君が髪型をセットしているのを見た時
君が私の隣にいる時
自分の胸が脈打つのを確かに感じる
幸せで
大好きで
少し切なくて
やっぱり幸せな鼓動だ

9/7/2024, 11:57:59 AM

雨の中踊るようにくるくると回った
傘を投げ出して歌をうたって
ねえ 手を広げてよ
私と一緒に踊りませんか?
なんて洒落た台詞を添えて君に贈ろう
楽しいね
楽しいな
昨日も明日も忘れて
今日だけは踊り明かそうよ

9/6/2024, 10:23:32 AM

始まりの時を告げる言葉
それは同時に終わりを告げる言葉でもあった
たとえば友人から恋人へ
たとえば家族から他人へ
終わりがあるから次の始まりがあるのか
始まりがあるから終わりが生まれたのか
なんとなく考える時がある
言葉とは絶対的なものだ
信じなくても信じてもそこに心が宿るから
私の始まりは何にしよう
何で終わらせて何で始めよう
浮かぶのは
「ありがとう」
「好きです」
「さようなら」
こんなありふれたどこにもない言葉だ

9/5/2024, 10:12:00 AM

貝殻を見つけた
きらきらして小さくて御伽噺に出てくるような貝殻を
それを空に翳して写真を撮った
この一葉で喜ぶ私は
多分小さな幸せを見つけるのが得意だ

9/4/2024, 11:04:44 AM

一瞬のきらめきをずっと探している
たとえば夜空に瞬く星みたいな
どうしても手の届かないお月様みたいな
あの日自分に当てはまってすとんと胸に落ちた
言葉みたいな
さらさらと流れる砂時計に心奪われた時間とか
本当は一瞬ではなくそこにあるけれど
ずっと探していた光みたいな
心にずっと残るものを

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