些細なことでも君が関わるならなんでも嬉しい
初めて歩く場所
見慣れた景色を君と歩いたり
食べ慣れたものを君と食べたり
本屋さんに一緒に行ったり
ありがとうやごめんなさいを伝えた時
ありがとうやごめんなさいを言われた時
近くのコンビニに手を繋いで行って
帰りに歩いて肉まん半分こしたりとか
疲れたって笑い合ったり
お疲れ様って言い合ったり
優しくしたり優しくされたり
そういう全部が君となら嬉しい
心に灯が燈る瞬間というのは確かにあって
私の場合は新しい言葉を覚えた時
自分の中に愛情があると気付いた時
誰かに心から大切にされていることに気付いた時
色々あるけれど
蝋燭の灯のようにゆらゆらと頼りないそれが
永続的に続くことはきっとない
だからこそ大切にしていきたい
どんなものでも
どんなときでも
どんな小さな灯だとしても
もう開けないLINE
ずっと怖かった
何を言っても遅い気がした
だけど本当は心のどこかで助けて欲しかった
ずっと助けてって言えたならって思っていた
だから最後だと思ったの
なのに運命が私を見放さなかった
寂しかったんじゃない
二度と開けないけど
一度も二度も許してくれた
どうして君は私なんかを好きなんですか
いつまでも不完全な僕
やりたいことをやって
好きなことをして
人として大切なものを壊したり失ったりしたんだから
完全になんてならないし
きっと完全なんてのはつまらないものなんだろうけど
僕はこの世界が好きだったんだ
嘘でもそう言えるくらいには
僕には本当がなかった
好きなものはあるし
大切なものもあるけれど
本当はなかった
だから僕はいつまでも不完全で
けれどそれでいいと思っている
いつまでも不完全な僕でいい
なぜだかそう思っている
昔からずっと好きな香水がある
バーバリーのザ・ビート
あの香水を超えるものには未だ出会えていない
だけど見かけなくなってしまったな
今は違う香水を使っているけれど
香りが混ざると変な匂いになるから
余りつけていない
香水をつけるのは時々
誰かの香りで咽せるから