人は誰もが経験したことがあるだろう
あの時もうひとつの選択をしていたら
というような振り返り
あの時のもうひとつの選択を選んだ未来
想像してはどんどん進み
いつの間にか時間は経過し
現実で選択した道を疑い始めたりもする
人間は欲が深い生き物
もし現実で、もうひとつの未来を選択したとしても
人間は選択しなかった未来を想像し
同じように選択した現実を疑うことになるだろう
どちらの選択をしても取る行動は同じ
それならば
選んだ道は間違ってはいない
正しいと思って選択した道も
いつかは疑う時が来る
それならばいっそのこと
いつかは疑うという事実を受け止め
自分の選んだ道に胸を張ればいい
どんな選択をしたって
あの時の選択を疑うのだから
どちらも同じこと
自分の心に従って進んだ道には
眩い光がいくつも待っている
誰か言われたことを素直に信じる
誰かのしていることを素敵だと感じる
誰かの意見に同調する
いいじゃない
それが
あなたにとってやりたいことで
あなたが生きていく上で必要なら
それでいいじゃない
でも
少しでも疑問とか不安を感じるなら
やめちゃいなよ
今はいいかもしれない
けど
いつかそのスタイルにも限界が来る
人によっては
全てをぶち壊したくなるような
大きなマイナスパワーと
なっていることもある
何をどうするのも自分次第
誰かの意見に従って成功すれば
誰かは得意になるけど
誰かの意見に従って失敗しても
誰かは責任は取ってくれないよ
自分の心のままに動いたら
どんな形でもどんなに遠回りでも
思いは叶うもんだよ
ちなみに
咳が止まらなくて何年もマスク生活してたわたし
マスクをずっと付けてることを疑われ
マスクをずっと付けてることを非難された
みんなマスクする世になったらいいのにと
疑問に思われる度、非難される度に
ぼんやりと思ってた
気がついたら世の中は
マスクを付ける人で溢れる世界になりましたとさ
初めて見たこの夜景は
キラキラしててワクワクした
初めてあなたと見たこの夜景は
キラキラよりドキドキが止まらなかった
何度も何度もこの夜景を見ている
ひとりの時も
あなたと一緒の時も
あと何回この夜景を見れるのだろう
あと何回あなたと一緒に見れるだろうか
そして
最後にこの夜景を見る
いつもと変わらずキラキラしていた
いつもよりキラキラが滲んでいた
いつも隣で見ていたあなたはいなかった
いつものように心が弾むこともなかった
だけど
なんだか優しい気持ちになった
あなたに包まれている気持ちになった
キラキラとした夜景の光と
心地よいあなたの優しさに包まれ
私はそっと灯を消した
風に舞う香りに包まれながら
ただひたすらに歩いている
どこまでも広がる青い空と
果てしなく広がる鮮やかな色彩が
止めどなく目に入ってくる
かなり長く歩いている気がするが
不思議と疲れは感じない
目の前に広がる景色は
どれだけ歩いていても変わらない
どこに向かっているか
いつまで歩き続けるのか
そんな事はどうでもよくなったきた
目の前に広がる景色の中に
ゆっくり溶け込んでいくようだ
私の前を歩く人たちもいた気がするが
もう姿は見えない
本当にいたのかさえわからない
私はどこから来たのか
私はいつからここにいるのか
時々頭に浮かんでいた
痛くて悲しみに溢れた場面は
もう浮かばなくなった
眠るような感覚を覚える
私の存在は
景色の中から無くなった
海人
何よりもその事について考え
何よりもその事の為に行動し
何よりもその事を中心に生きる
その事に全てを捧げ
その事を心から愛し
その事に真正面から向き合う
その事と共に生きた情熱は
誰かの心の炎となりて
いつまでも消えることのない
固い意志となっていくのだろう
海人