NoName

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6/30/2024, 12:28:44 PM

「赤い糸」

「私と君は赤い糸で繋がっているんだ」
言いながらさ私の小指と君の小指に赤い糸を結ぶなんて
君はロマンチックだねなんて
あの日の君は少しおかしなこと言うからさ
これからの未来も共にするんだと言いたげな顔で
自慢げにさ
びっくりしたよ君が突然そんなことを言うから
何に影響されたのか知らないけど
突然そんなことを言われても反応に困るんだけど
でも君があまりにも楽しそうに話すもんだから
「そうだったらいいね」なんて性にあわない事言ってさ
恥ずかしかったよ正直ね
"またね"
今日もお馴染みの言葉で別れる
私は手を振っただけだった言葉を返さなかった
後に私はこのことを後悔した
まさかこれが最後の言葉になるなるて思わなかった

交通事故にあったなんて君らしくないじゃないか
ずっと一緒にいるんだろ?
なんで先に逝ってしまうんだい?
約束したじゃないか
君の手には赤い糸がより濃くなってあった

嘘つき

6/27/2024, 12:44:06 PM

「ここではないどこか」

私はいじめを受けている
周りの人は助けてくれない
ただただ、耐えるだけの日々
夢の中だけが私に安らぎと安心を与えてくれる
夢の中にいつまでもいたい
起きたら現実が待っている
今日も私は虐められるだろう
こんな自分に嫌気がさして
気がつけば、私のスカートがひらりと舞っていた

冷たい
あぁごめんなさいお母さん、お父さんごめんなさい
私にはこの世界は狭すぎた
またいつかここではないどこかで幸せになりたい
「おやすみなさい世界…」

6/26/2024, 10:20:15 AM

「君と最後に会った日」

今は亡き私の友よ
君はいつも私の隣で歩いていたね
どこに行くも一緒にいてさ
君がいなくなった私の隣はどうしたらいいんだい
1人歩く帰り道がこんなにも寂しいものだったなんて
知りたくなかったよ
そっちはどうだい
寂しくないか
酷いことを言われていないか
虐められていないか
君は弱虫さんだから1人で泣いていないか心配だよ
私の事なんて君は忘れているかもしれないけど
私は少なからず寂しいのかな

君の家に久しぶりに行ったよ
写真の中の君は不器用に笑っていて虚しかった
君に手を合わせることになるなんて
1年前の私じゃ思いもしなかっだろうね


喧嘩別れしたあの日

私は友を1人亡くした

6/25/2024, 1:00:44 PM

「繊細な花」

古来の森にはとても美しい花が咲いているらしい
その花は見る人によって姿、色を変えるという
人々はその花を一目見たい本を頼りと花を探した
しかし、
何時間も何日も皆で探しても見つかりはしなかった
本当はないんじゃないかと口々に噂する
私も噂が本当なのか気になっていたものだから
朝から森に探しに出かけた
そして何分か歩き湖の近くを歩いていた時だった
そこには美しい花を持った天使がいた
こちらに気づいた天使が私にニコリと微笑んだ
まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのようだった
天使は少し考えてこう言った
「そちらのお嬢さん今見た事は皆には内緒にしてくださる?勿論タダとは言わないわ。」そういうと天使は
髪の毛から髪飾りをひとつ私の私の手のひらに置いた
「約束よ」
私は頷くことしか出来なかった
美しい美貌に見とれて余韻に浸っているといつの間に
天使はいなくなっていた

(本当はそんな花ないのよ)
(誰が噂がでっちあげたんだよ)
わかってない皆なんにも知らない
これは私と天使との約束
私の髪の毛には髪飾りが光を宿し光っていた
今日も私は天使に会いに森に出かける

6/24/2024, 3:49:19 PM

「一年後」

一年後の私は何をしているのだろう
多分何も変わらないだろうね
私は私のままで成長するのだろうから
変わるといったらバイトするんだって?
すごいじゃないか頑張りなさい
私は勉強が苦手だからさ
頭のいい高校には行けないだろうけど
それでも自分の精一杯をやり切りなさい
君ならできるはずだから
周りにバカにされても気にしないでいいから
君が好きな道で大切な人を見つけて幸せになりなさい
いつか報われるから
報われない努力なんてないから
報われない努力があるならそれはまだ努力とは言わない
後悔のない人生なんてありゃしないんだから
せめて自分がしたいことを好きなだけして
終わりなさい

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