NoName

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6/27/2024, 12:44:06 PM

「ここではないどこか」

私はいじめを受けている
周りの人は助けてくれない
ただただ、耐えるだけの日々
夢の中だけが私に安らぎと安心を与えてくれる
夢の中にいつまでもいたい
起きたら現実が待っている
今日も私は虐められるだろう
こんな自分に嫌気がさして
気がつけば、私のスカートがひらりと舞っていた

冷たい
あぁごめんなさいお母さん、お父さんごめんなさい
私にはこの世界は狭すぎた
またいつかここではないどこかで幸せになりたい
「おやすみなさい世界…」

6/26/2024, 10:20:15 AM

「君と最後に会った日」

今は亡き私の友よ
君はいつも私の隣で歩いていたね
どこに行くも一緒にいてさ
君がいなくなった私の隣はどうしたらいいんだい
1人歩く帰り道がこんなにも寂しいものだったなんて
知りたくなかったよ
そっちはどうだい
寂しくないか
酷いことを言われていないか
虐められていないか
君は弱虫さんだから1人で泣いていないか心配だよ
私の事なんて君は忘れているかもしれないけど
私は少なからず寂しいのかな

君の家に久しぶりに行ったよ
写真の中の君は不器用に笑っていて虚しかった
君に手を合わせることになるなんて
1年前の私じゃ思いもしなかっだろうね


喧嘩別れしたあの日

私は友を1人亡くした

6/25/2024, 1:00:44 PM

「繊細な花」

古来の森にはとても美しい花が咲いているらしい
その花は見る人によって姿、色を変えるという
人々はその花を一目見たい本を頼りと花を探した
しかし、
何時間も何日も皆で探しても見つかりはしなかった
本当はないんじゃないかと口々に噂する
私も噂が本当なのか気になっていたものだから
朝から森に探しに出かけた
そして何分か歩き湖の近くを歩いていた時だった
そこには美しい花を持った天使がいた
こちらに気づいた天使が私にニコリと微笑んだ
まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのようだった
天使は少し考えてこう言った
「そちらのお嬢さん今見た事は皆には内緒にしてくださる?勿論タダとは言わないわ。」そういうと天使は
髪の毛から髪飾りをひとつ私の私の手のひらに置いた
「約束よ」
私は頷くことしか出来なかった
美しい美貌に見とれて余韻に浸っているといつの間に
天使はいなくなっていた

(本当はそんな花ないのよ)
(誰が噂がでっちあげたんだよ)
わかってない皆なんにも知らない
これは私と天使との約束
私の髪の毛には髪飾りが光を宿し光っていた
今日も私は天使に会いに森に出かける

6/24/2024, 3:49:19 PM

「一年後」

一年後の私は何をしているのだろう
多分何も変わらないだろうね
私は私のままで成長するのだろうから
変わるといったらバイトするんだって?
すごいじゃないか頑張りなさい
私は勉強が苦手だからさ
頭のいい高校には行けないだろうけど
それでも自分の精一杯をやり切りなさい
君ならできるはずだから
周りにバカにされても気にしないでいいから
君が好きな道で大切な人を見つけて幸せになりなさい
いつか報われるから
報われない努力なんてないから
報われない努力があるならそれはまだ努力とは言わない
後悔のない人生なんてありゃしないんだから
せめて自分がしたいことを好きなだけして
終わりなさい

6/23/2024, 10:09:33 AM

「子供の頃は」

何も分からなかった
無垢で純粋だった
あの頃の自分は人が好きだった
人は皆、私が好きなんだと勘違いをしていた
でも、本当は知っていたのかもしれない
目を逸らしていたのかもしれない
いつも周りに愛想を振りまいて
私は親切で優しくて明るい子を演じていた
大人の真似をして自分が常に一歩前を歩いていた
周りの子とは違うと言いたかった
認めてるもらいたかった
尊敬して欲しかった
頭は悪かったかもしれないけど
それでも何とか生きてきた
今となっては自分を見失ってしまって
あの頃の自分は私の中から消えてしまったけれど
それでも今が幸せならいいかと思った
愛してくれる人が隣にいてくれるなら自分なんて
消えてしまっても幸せだと思える

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