怖がり/田舎道
お寺で習字の帰り道
遅くなって道は薄暗い
正座の脚が痺れてる
疲れた
外灯が少ない近道を走って
家までの坂道に差し掛かる
いつもは気にしない
麓の馬頭観音の祠
の灯りに
ギョッとしてまた走る
背中の気配が怖い
遅くなって道がこんなに
暗いなんて思わなかった
息も苦しい
人のいない夜の道は
やっぱり怖い
家が遠い
お父さん、って泣いた
星が溢れる
おやすみします。
安らかな瞳/我が子と私
我が子に乳を飲ませる時
目を閉じたままでも
唇に触れる乳首を
当たり前のように吸う姿に
柔らかい幸せを感じる
その信頼は私の小さな自信
を温めてくれる
目が開いてもそれは変わらない
笑顔の時も
気持ち悪いと泣く時も
私を必要としてくれる
その瞳に相応しい母でいたい
不安も痛みもなく
安らかな信頼に
当たり前に応えていたい
幸せがいつまでも続きますように
ずっと隣で/お互いに隣がいいね
甘えるときはぴったり
くっついて甘い声で
話して来るくせに
いつもは背中で
おかえりって
面倒くさいと
わかりやすい
お腹が空くと
イライラしてる
のも丸わかりだよ
隣にいてくれるだけ
それが大事なんだから
僕たちはずっと隣で
お互いに甘えてる
側にいるだけで
心から安心し
一緒にいる
幸せには
笑顔で
いたいな
いつまでも
抱きしめると
もういいと言う
そんな君でも
大好きだよ
柔らかい愛で
繋がっているから
さあご飯が出来たよ
もっと知りたい/もどかしくて
言葉の通じないあなた
お互いにもっと知りたい
気持ちでいっぱいなのに
手を振り何とかならないか
両方相手の言葉の意味が分からず
どの言語で話したらいいのか
あ、Google翻訳あったんだった
でもやっぱり細かいことは
分からないのだった
大好きなのに
言葉のいらない
キスもハグもできるのに