伊藤透雪

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1/30/2026, 2:15:54 AM

I love.../ふわふわの君が好き


君が好きだよ

俯いてるとき
頭を撫でると
肩に首を掛けるようにして
甘えてくる君を抱きしめたら
柔らかい君が愛しい

僕は肯定する
たくさんの美徳があることを
生きていてくれる君がどれだけ
尊いかを何度だって言える
嘘じゃないんだ

笑顔の日は遊んで転がって
大声で笑うんだ
一緒は何より嬉しいね

僕は愛されていると思っているよ
笑顔で話したり
僕が辛いときは側にいてくれる
ぴったりとくっついて
ふわふわの体が温かい
それが何より慰められるよ

1/29/2026, 8:29:53 AM

街へ/光の指す街へ


黒雲が開いた
その切れ間に日がさして
輝き始めたら
歩き始めよう

一歩を大切に
焦らないで行こう
光の指す街へ

押し込めた塊が
いつまでも溶けず
両腕が痛くなっても
抱えたままでいた

その塊を少しずつ端から
削るのは
鳥の目で見ること
そうじゃないよ、と言って
否定の指を下げること

自分の機嫌は自分で直す、って
誰かが言ってた


1/28/2026, 3:25:00 AM

優しさ/寄り添えるひとに


落ち込んでる時に、
放っておくのではなくて
ブツブツ出てくる言葉を
黙って聞いて寄り添えるように
なりたい

大丈夫、って言ってる時に
無理しないでね、しか言えないけれど
辛い気持ちを打ち明けられる
信頼や安心感を与える人に
なりたい

頑張り過ぎって自分で分からない
からホッとできるような人に
なりたい

私が求めてばかりでなくて
いい距離感で支えられる
優しさを持ってるだろうか

1/27/2026, 4:31:48 AM

ミッドナイト/月は見えない


フルメイクの夜
素敵なレストランで唐突に
振られた

叫びたい橋も
蹴りたい石もない道で
自分の馬鹿さにうなだれる
こんな夜は朝まで飲みたい
何もかも明日に消したい

入ったバーは程よく暗い灯りで
心に刺さらないのがいい
カクテルメニューを開いて
かっこいい名前のを頼んでみた
サイドカー、強いお酒
暗い店内でオレンジ色が透けてる
甘くてクラクラして喉が灼ける
チェイサーも飲まないで
次を頼んでしまった

X・Y・Z
別れはあっさりと
私はべったりしないのよ、
と呟いた
隣の男が見たけれどかまやしない
強すぎふたつで疲れた体、
朝まで飲める体が欲しい
店を出た都会の夜は月さえ
朧に見えて悔しい

こんな夜はひとりが辛いのに
バーで声掛かるほどポエムじゃない
終電のない暗い駅前で
タクシーの提灯だけが優しく見えた

1/26/2026, 12:59:21 AM

安心と不安/老いた自分と


ひとは大昔から
火を囲み
井戸を囲み
一人ぼっちではなかった
今も一人ぼっちのようでそうではなく
知らない誰かに繋がっている
食べるためにも一人ではない

でも
一人暮らしのやもめには
誰かと話すこともなく
うっすら背中が不安だったり
心配の憂鬱が脚にいたりする
かつて家族団欒を囲んだ安心感は
大いに肯定感で満たされていた
その時は気づかない心持ち

あの子はどうしているかしら
そんなこともふと浮かぶ
それでも時間は襟を掴んで連れて行く
明日の私はどうなっているだろう

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