4/1/2023, 11:54:53 AM
季節を喰らいながら僕は、何かを少しずつ失ってきた。
今更寂しいなんて言えないから、今日ぐらいは嘘くさく、弱さを叫びたいのだ。
そう思っていたら、くしゃみが出た。
3/31/2023, 7:57:19 PM
君は目の前の幸せに気付くべきだ。
君には自分自身を大切にしてほしいんだ。
心や身体を売らずとも、君は愛されているのだから。
僕よりもずっと。
なぁ。分かっていてほしい。
君はひとりぼっちなんかじゃない。
3/30/2023, 7:22:17 PM
そんなつもりはなかった。
人を意味もなく踏み躙っておいて、そんな言葉で終わらせる君の、あいつらの、何気ないふりが大嫌いだった。
ぶん殴りたくなるほどに。
やられてきたのだから1発ぐらい、と思った。
でも、人の傷や痛みを知っている僕らだけは、無慈悲に生きないでいよう。
3/28/2023, 5:38:47 PM
もう少し、弱くなってもいいと君は言った。
もっと自由にわがままに生きていいのだと。
君は僕の頭に手をおいた。
ずっと心配そうな目で僕を見つめながら。
見つめられると、何かが揺らいだように涙が溢れた。
まるで、ずっと苦しかったと寂しかったと叫ぶように。
3/28/2023, 7:26:08 AM
荒んだこれはもう、愛や恋じゃ高鳴らない。
廃れた涙と寂しさの中で微かに蠢くだけ。
キュートな形もしていないし、飾りにもならないほどに酷く醜さを纏っている。
でも、確かに誰かの救いを待っている。
誰かの肌を待っている。