Open App

もう少し、弱くなってもいいと君は言った。
もっと自由にわがままに生きていいのだと。
君は僕の頭に手をおいた。
ずっと心配そうな目で僕を見つめながら。
見つめられると、何かが揺らいだように涙が溢れた。
まるで、ずっと苦しかったと寂しかったと叫ぶように。

3/28/2023, 5:38:47 PM