スピラ

Open App
2/21/2024, 9:53:25 AM

二次創作です。苦手な方は飛ばしてください。

一人で部屋にこもっているあの人の所に行く
コンコン
扉をノックすると中からの返事は来ない。
「タクミ様。名前です。今いいですか?」
そう声をかけると声が返ってくる……
「なんか用……。」
その声にいつもの優しさはない……
「もしかして兄さんに僕の様子を
見てこいとでも言われたの(笑)」
「そんなことはないです。
カムイ様。タクミ様のこと
気にしていましたよ。」
そう言うとタクミ様は言った。
「何?あいつ同情なんかされても
僕は兄さん達みたいに一緒には戦わない。」
「そうですか……」
私はドアの前で座りながら言った。
「きっと。カムイ様は同情なんて
されてないですよ。きっと貴方と仲良くしたい
だけですよ。」
そう言うと
「そんなの誰だって言えるだろう。
同情してなくても人は嘘をつけるんだから
お前も僕に同情してるんだろ。かわいそうな
やつだって……」
その言葉に私は言った。
「さぁ、ここで私が同情なんてしてませんって
言ってもきっと今の貴方でしたら
嘘だといいそうなので言わないでおきますね。」
そう言ってドアの前から離れる前に言った

   『私は同情する為だけに貴方にわざわざ
     会いになんて来ませんよ……』

2/19/2024, 11:48:40 AM

ちょっと暗いです。
苦手な方はすぐに飛ばして下さい。

ぼーっと木を見つめる…
風に揺られて一つの枯葉が落ちてきた…
それはそっと僕の手のひらに乗った。
まるで今の僕みたいだな……
そんなことを思いながらその葉っぱを
そっと包み込む。

あの時少しでも何か行動を起こしていたら
こんなに辛くなかったのかもな……
今気づいたところで遅いけど……

手のひらの中の枯葉をじっと見つめる。
するとその枯葉は風に飛ばされていった。

  [ 僕も枯葉みたいに飛ばされたいな……
    誰にも見つからずに消えたい……  ]

  少年はそう言ってその場にしゃがみこんだ……

2/18/2024, 11:25:34 AM

今日も嫌なことが続いた…
本当に何で続くのかな……
自分が悪かったのかな……
なにかしたっけ……
考えれば考えるほど沼にハマっていく……
もう考えるのめんどくさいな……
もういいや……
早く寝て忘れよう…
「今日にさよなら……いい夢を」

2/12/2024, 5:53:06 PM

二次創作です。
苦手な方は避けてください。

ねぇ。今君は幸せに過ごせていますか?
あの日からだいぶん経ちましたね。
君がいなくなってからこっちの世界は
相変わらず争っています。

君と初めて会った時言ってましたね。
戦争を終わらせたいって……
その為に戦うんだって……

私はその言葉にすごく救われました。
そう思っているのは
私だけじゃなかったんだって……

あれから色々ありました。
本当に色々あってもうずいぶん経った気がします。

沢山の人が亡くなった所を見ました。
大好きな父親を亡くした人もいました。
愛する人をなくした人もいました。
大切にしたいと思う人を亡くした人もいました。

それでも足を止めてはいけないと
皆歩きだしています。

私もまた戦場に出るつもりです。
貴方が望んだ未来を作るために……

だから一つだけ伝えたいんです。

「どうかそっちの世界では貴方が幸せに
生きていられますように……
好きなことができていますように。」

一人の少女が一つの小さな石碑の前で
祈りその場を後にした。


------------------------------------

      ピアノの音が鳴り響く
 
  「  どうか気おつけてくださいね。
     貴方はいつも無理をするから
       僕は心配しています。   」

    少女が願っていた石碑の横では
     一人の少年が立っていた……
     
    

2/9/2024, 2:05:26 AM

写真を撮影する時に子どもの頃なら
笑顔ができていたと思う……
でももう今は笑顔ができない。
どうやって笑ったらいいかわからなくて……

撮影する時に笑顔でって言われても
本当に困るんだ……

昔、どんなふうに笑ってたっけ?
そんなことを撮影する時に思う。

みんな笑顔で撮れてる人ってすごいな……

Next