二次創作です。
苦手な方は避けてください。
ねぇ。今君は幸せに過ごせていますか?
あの日からだいぶん経ちましたね。
君がいなくなってからこっちの世界は
相変わらず争っています。
君と初めて会った時言ってましたね。
戦争を終わらせたいって……
その為に戦うんだって……
私はその言葉にすごく救われました。
そう思っているのは
私だけじゃなかったんだって……
あれから色々ありました。
本当に色々あってもうずいぶん経った気がします。
沢山の人が亡くなった所を見ました。
大好きな父親を亡くした人もいました。
愛する人をなくした人もいました。
大切にしたいと思う人を亡くした人もいました。
それでも足を止めてはいけないと
皆歩きだしています。
私もまた戦場に出るつもりです。
貴方が望んだ未来を作るために……
だから一つだけ伝えたいんです。
「どうかそっちの世界では貴方が幸せに
生きていられますように……
好きなことができていますように。」
一人の少女が一つの小さな石碑の前で
祈りその場を後にした。
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ピアノの音が鳴り響く
「 どうか気おつけてくださいね。
貴方はいつも無理をするから
僕は心配しています。 」
少女が願っていた石碑の横では
一人の少年が立っていた……
2/12/2024, 5:53:06 PM