二次創作です。
「ハァ……疲れた。」
今日は期間限定の授業の日。
私は時たましか授業をしないから
久しぶりの授業は疲れる……
それに結構まずい失敗もしてしまった……
「本当に……私ってだめだな……」
そんなことを思いながら
歩いていると数人の生徒たちの姿を見かけた。
もし仮に今生徒達に会うと笑顔で
喋れる気がしない……
私は気づかれないようにその場から離れた…
家に帰宅する気分にもなれずに
家で待っている彼女に連絡だけして
そのままフラフラ歩くことにした。
ボーッと歩きながら空を見てると急に
私のモンスターボールがカタカタと揺れていた
「珍しいな……君が外に出たがるなんて。
ちょっと待って。誰もいない所に行くから」
そう言ってボールに触れるとボールは
揺れなくなった。
急ぎ足で誰にも見つからない高い野原まで
やってきた。
「ここならいいよ。」
そう言うと彼女は外に出てきた。
きれいなその姿はこの子にぴったりだった……
そこでふと気づく
「そういえば今夜は三日月か……」
そう言うと彼女。
クレセリアは私の額に自分の頭をコツンと
合わせる……
「ん……どうしたの。」
「るなーん。」
「励ましてくれてる?」
そう言うと嬉しそうに返事をしていた。
「そっか……ありがとね。クレセリア。」
しばらくクレセリアと触れ合いながら三日月を
見ていると足音がした……
そして声が聞こえる……
「こんな所で何してるん。」
後ろを向くとさっき連絡をした彼女が立ってた
「そっちこそ。どうしてここに?」
「心配やったから探しててん。あれから
結構経ってんの名前気づいとる?」
「えっ……」
スマホロトムを見るとかれこれ二時間経ってた…
「あっ……ごめん。クレセリアと一緒に三日月
見てて。」
「三日月?」
「うん。ほら。」
そう言うと彼女も空を見る。
「ほんまや……きれいやな。
三日月出てるなんて気づかんかったわ。」
「私もクレセリアが教えてくれなかったら
気づかなかったよ。」
「さすが。みかづきポケモンやな。
なぁクレセリア。」
彼女が言うとクレセリアも嬉しそうにしていた。
「うん。ねぇ、せっかくだから一緒に見ようよ」
「ええけど。少しだけな。
風邪引いたらあかんから」
「うん。ありがとう。」
いつの間にか今日あった失敗のことは
忘れていた……
クレセリアと彼女のおかげで……
私水彩絵の具が好きなんだ。
分厚い紙に少し水を流して
その上に色とりどりの絵の具達を散りばめるの
散りばめたあとに近くの絵の具と水を混ぜて
色を作っていく。
最後までどんな色になるかわからないから
好きなんだ。
それに色とりどりの絵の具を混ぜて
作っていくとね……
時々とってもきれいな絵ができたりするんだ……
二次創作です。
幸せってなんでしょうか……
そう神竜様は言った。
「私には、幸せがわかりません。お母様が
亡くなったのは私のせいだから……
私にはもうなにもない……」
神竜様はあの日から六つの指輪を奪われてから
ふさぎ込むようになった……
本当はこんなこと言ってはいけないと思う
でもここできっと神竜様は止まってはいけない……
そう想った私は神竜様に聞こえるように
話す。
「神竜様……。止まらないでください。
その辛さの先にはきっと幸せがあるから」
「この辛さの先に……」
「はい……。」
そう言うと神竜様は私に言う
「本当に……あるんですか。私には記憶も
何も無い。それに指輪も守れなかった。
お母様も守れなかった。幸せなんて……」
「あります!!きっと。」
私の声に神竜様は驚いたような声をだす。
「名前。」
「辛いことがあるのはこれから幸せなことが
起きる可能性がある一歩です。もちろん。
辛い時期は長いかもしれません。何年も
かかるかもしれません。でもここで止まっては
いけません!!」
「どうして、そこまで名前は言い切れるんですか
このあとに幸せがあるなんて……」
「知っているんです……貴女と少し違う
道のりですが貴女と同じ境遇の方を……」
「えっ……」
「その方も貴女と同じです。自分のせいで
母親を亡くし、母親が大好きだった街を壊して
しまった方を知ってるんです。その方も貴女と
同じように苦しんでいました。幸せを壊して
しまったと。何度もご自身を責められました。
でも、そのうち沢山のことを乗り越えて
幸せになられました。もちろん幸せになれる
という可能性はないかもしれません。でも
止まってしまうとそこで終わりだと思うんです」
そう言うと神竜様はドアを開けられた。
「私……もう少し頑張ってみます。お母様に
託されたことをきちんとやり遂げます。
名前。ついて来てもらえますか……」
「はい……。仰せのままに。」
そう言って歩き出した。
その後、私が話に出した主様と
この世界で出会うのはまた別のお話……
今年はどんな年でしたか?
楽しかったですか?
それとも苦しかった?
皆いろんな一年だったよね。
きっとそれぞれ沢山の思い出があるよね。
来年はもっといい年になったらいいな。
皆が少しでも幸せが感じられるような
そんな年になりますように。
そう願っておきます。
それじゃあ、また来年会いましょう。
良いお年を……
一年を振り返るってなると
結構な時間が必要だよね(笑)
そう言って君は笑う。
「そうだね。」
僕が相槌をうつと君はにっこり笑いながら
「ねぇねぇ……二人でさ。言い合いっこしない?」
「言い合いっこ?」
「うん。片方がお題を出してそれに答えるの!!」
「なるほどね〜。」
「やろうよ。じゃあ私から
[今年嬉しかったことは]。」
「うーん。好きなものが買えたこと。」
「そうなんだ。買えた時嬉しそうだったもんね
私は、君とずっといれたこと。」
「えっ……。」
「ほら次だよ。」
「えっと……[今年、辛かったことは]」
「辛かったことは、そうだな。仕事かな」
「僕も、そうかな……」
そう僕が言うと君は笑いながら
「でもね。辛くても君がずっと近くに
いてくれてたから。辛かったけど幸せだったよ」
君はそう言って笑った。
その時に僕は言ってた……
「僕も……ずっと傍にいてくれてありがとう。」
そう言うと君は笑顔になる。
君の笑顔が見れるならたまには一緒に
振り返るのもいいな……