#31【静かな夜明け】
「ん〜…すー、すー…」
「ふふ、」
横で可愛い寝顔を浮かべる君を見つめながら、俺は微笑んだ。
窓からはほのかに日差しが射しこんで、部屋はぽかぽかした空気に染まっていく。
「んんぁ…おはよ、」
可愛い、君の何もかもが。
「おはよ。」
俺はそう返しながらも、心の中で悶絶していた。
#30【heart to heart】
英語だけは…英語だけはぁぁぁぁあああ…!!
英語のお題って不人気?って言うか苦手な人多いですよね。
翻訳したら「心と心」とか「腹を割って」とかって意味らしいです…書けそうですが今日は時間無いので!
(時間が無いという名の逃亡)
#29【永遠の花束】
「やばい、枯れてきた…」
「マジじゃん…」
君と窓際にある花束を見つめる。
この花は高校卒業の時に貰ったものだ。
「でも二人で最後まで見守っとこ!」
君は俺に笑顔を向ける。
「ん、そうだな。」
この花が、永遠に咲いてくれればいいのに。
#28【やさしくしないで】
※同性愛要素を含みます
「あ、落としたよ、!」
俺の近くに居た君は俺のハンカチを拾ってくれた。
「ありがと…」
「…ねぇ、最近なんかおかしくない?」
それは…君のことが好きだから。
好きで好きで…本当に大好き。
だけど、だけどさ。
俺…もう虐められたくないんだ。
君のこと、諦めたいのに。
優しくするせいで諦めらんねぇじゃん…
#27【隠された手紙】
※同性愛要素を含みます
「やめろって笑笑」
ドタンッ!
「うわやっべ…引き出し落ちた…」
君とじゃれてる最中、落ちた引き出しの中に何かが見えた。
それは封筒で、俺が手に取ろうとすると。
「…ちょ待って!!それだけは勘弁して…!!!」
「え?まぁいいけど…」
俺はとりあえず引き出しを片付けたけど、どうしても内容が気になった。
「あれ何だったんだよ」
そう聞くと君は顔を真っ赤にして引き出しに伸びる俺の手を阻止する。
「マジで見んな!!バカ!」
「そんな言われると気になる…」
君がトイレに行ってる間にこっそり封筒を開けると、
俺宛の告白の手紙が入っていた。