#26【バイバイ】
※同性愛要素を含みます 切ない系です
「バイバイ、元気で。」
「元気でね〜!」
改札の前で君と君の彼女は手を繋いでいる。
君はこれから彼女と同棲するらしい。
今日はそのための引越しだ。
「うん、バイバイ…」
僕は君に向かって手を振る。
二人が居なくなってから、僕は膝から崩れ落ちた。
君のこと…
「好き、だったのに…」
#25 雑談です
考える時間なさそうだったので雑談みたいなのです!
これ、どういうテンションで書いたらいいんだ…
まぁ自分なりに書いてみます。
私は大体BLやブロマンスなどの短編を投稿してますが、みなさんはそのような作品どう思ってるんでしょうか。勿論人によるので一概に「みなさん」と言うのは良くなかったですかね。
百合やロマンシスが好きな方より人口は多いって言うのはよく聞きます。
…そう聞いたところで返事が来ることはないんですけどね。
#24【まだ知らない君】
※同性愛要素を含みます
「ふぁ〜…」
俺が君の部屋に入ると、君はなんと下着姿でスマホをいじっていた。
「お前それどういう格好笑?」
「え、うわ、嘘…!!見んな!!」
君は急いで近くにあったクッションで下半身を隠す。
「いいだろ、男同士なのに…」
まだ知らない君を知れた喜びと同時に、俺は少しもやもやした気持ちを抱えたのだった。
#23【日陰】
※同性愛要素を含みます
「やっと見つけた…!」
僕は日陰を指さす。
「涼し〜…」
君は地面に寝転がって言った。
目の前の入道雲は綺麗で大きくて、かき氷みたいだ。
「ね…!涼しい…」
「好きだなぁ、」
君の言葉に、僕は耳を疑ってしまう。
「え!?」
「そんなびっくりする?」
君は本気で不思議に思ってるみたいだけど、僕にとっては人生の中でも大イベントだと思う。
「するよ!!」
「そう…?暑い時の日陰、嫌い?」
「あ…」
僕は自分の腕で顔を隠すのだった。
投稿遅れてごめんなさい!
#22【帽子かぶって】
※同性愛要素を含みます 切ないです
「あっそぼ〜!」
君と僕は、いつもそうやって遊んでいた。
春夏秋冬、いつだって。
「うん!」
僕がそう言うと、君は「ふへへっ、やったぁー!」
ってすごく喜んでくれて。
大好きだった。その笑顔が。
その日も君はいつもの帽子をかぶって僕と一緒に遊んでいた。
…でも。
「ちょ、!危な…い、」
キキキキキーッ!!
僕はその瞬間を見た。見てしまった。
「あ、ぇ…?嘘…、嘘だよ、ね、?…ねぇっ、!」
今、その帽子が目の前にある。
「気持ち、伝えとけば良かったなぁ…」
震える声でそう言うと、鮮明に君の笑顔が蘇った。
「………大、好き…」