#23【日陰】
※同性愛要素を含みます
「やっと見つけた…!」
僕は日陰を指さす。
「涼し〜…」
君は地面に寝転がって言った。
目の前の入道雲は綺麗で大きくて、かき氷みたいだ。
「ね…!涼しい…」
「好きだなぁ、」
君の言葉に、僕は耳を疑ってしまう。
「え!?」
「そんなびっくりする?」
君は本気で不思議に思ってるみたいだけど、僕にとっては人生の中でも大イベントだと思う。
「するよ!!」
「そう…?暑い時の日陰、嫌い?」
「あ…」
僕は自分の腕で顔を隠すのだった。
投稿遅れてごめんなさい!
1/29/2025, 3:27:02 PM