大好きな君に
君と話がしたい。
君の好きな物、好きな食べ物、色、飲み物、好きなアイドルや俳優。
君のことならなんでも。
君と友達になれたら嬉しい。
でも、もっと望んでもいいなら、僕を知って欲しい。
僕の好きな物、好きな食べ物、色、飲み物、好きなアイドルや俳優。
でも、もっと欲を言うなら、僕は大好きな君に僕の気持ちを伝えたい。
「大好きです。」と君に伝えたい。
他でもない君に。
太陽のような
最近太陽が見えない。
分厚く広がっているものに遮られて。
時々、遮っているものから水が降ってくる。
量は様々で、
ポタポタと1粒1粒が大きいもの。
しとしと、と静かに降るもの。
ザーザーと、遠くが見えぬほど降るもの。
太陽が見えなくなって、頭が痛くなった。
太陽が見えなくなって、不安になった。
太陽が見えなくなって、泣きたくなった。
君は太陽のような人だった。
そんな君がいなくなって、私の心は、光が見つからない。
ずっと、水が溜まって、その上にどんどんかさが増していく。
私の心は、どこか肌寒い。
照らし続けて欲しかった。太陽のような貴女に。
お気に入り。
君は僕のお気に入り。
君は僕のもの。
僕以外のものではない。
君でさえも、君は君のものじゃない。
でも、こんな狂気的な気持ちは、君に吐いたことはないよ。
君が僕を必要とした。
どんな時でも、君は僕の名前を呼んで助けを乞うた。
僕は君の声に応えただけ。
君にとってのお気に入りは、僕だけ。
僕にとってのお気に入りは、君だけ。
周りの人は、「危険な関係だよ。」
「依存関係だ。」と言葉を投げる。
その言葉に異論は無いし、間違ってるとも思わない。
でも、この関係が間違いだとも思わないんだ。
だって僕にとっても、君にとっても、僕たちの関係は、僕たち自身が生きていくために必要なものだから。
周りの他の人なんか、きにしない。
君が死ぬなら、僕も死ぬ。
僕が死ぬなら、君も死ぬ。
僕たちの関係は、僕達だけが理解し、僕達だけが必要とするもの。
これもぜーんぶ含めて、僕の"お気に入りなんだ。"
10年後の自分から届いた手紙。
今正直言えば、生きたいと思えない。
正直、10年後も、生きていれるかも分からない。
それでも、10年後の自分から手紙が届いたら。
将来像を思い描いてこなかった私は、大人になった私が、どんな姿で、どんな職に就いているのか、全く想像つかない。
そんなに変わっていないかもしれない。
ガラッと変わっているかもしれない。
だから未来の自分に手紙を送ることにする。
私が生きていると仮定して、
どんな職に就いているのか。
どんな感じ育ったのか。
幸せなのか。
まだまだ色々と聞きたい。
私の、今のしんどい気持ちも、苦しさも、辛さも、未来の私は覚えているだろうか。
この時に思っていた理不尽さや不合理さに対する不満やでいつも通りの日常で、どうしてなんだろう。と思ったことを、声に出したり、調べたりしているだろうか。
将来なんて不確かで、モヤのかかって見えないものを見るのよりも、不合理さ、理不尽、怒り、憎悪の溢れた今を見るより、目を瞑って、黙々と心の中で生きていく方が、きっと楽なんだろう。
未来の私は、どんな選択をしていったんだろうか。
今の私で、後悔していることは死ぬほどあって、きっともっとこれから増えていくだろうから、考えるだけ億劫だ。
10年後の私は、手紙にどんなことを、記してくれているのだろう____。
「
」
ああそうか、そんな事があったんだな。
未来の私は、私を忘れていなかったんだと、そう解釈したい。
バレンタイン
バレンタインか。小学生の頃は、好きな子に、良く渡していた。
中学生に入ってからは、手作りとかは専らできず、買って渡すのも、今まで手作りだったからこそ、少し抵抗があった。
だけれども、何よりも、時間がなかった。
小学生の頃にはなかった塾や勉強のレベルが上がったこと、受験、定期テスト。
どれもが多忙で、イベントごとに目を向け、楽しむ時間がなかった。
そんなことを思い出す。
今日は、そんな、バレンタインデー。
実は今日だっていうのも忘れていたのだ。
そういう、女心というのが欠けてしまったのだろうか、そうではないと、願うことにする。
でも、今日は、バレンタインデー。
今まで支えてくれた母や父、兄に作ることにしよう。
時間が無くて、好きな人には渡せないけれど、家族に、感謝の気持ちと、「愛してる」を伝えた、いい日にするんだ。
そんな私の4年越しの、バレンタイン。