漣 蓮斗 中間で更新遅め

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6/3/2024, 9:19:37 AM

テーマ 正直

「正直に言って...」
「..はい」
「自分のお菓子食った?」
「..いや〜なんのことかな〜」
「あのふわふわしてる..」
「カステラでしょ」

「....あ」

「ボロが出たな」
これが日常。楽しい日常だった。もう戻れないけどね。

「この世は弱肉強食だ」

人は生きるために誰かを失い、何かを手に入れたり、なにも出来ずになくなっていく人もいる。だんだ周りが屍になっていく。

「勝てると思ってるのかな?」

自分の刀をきれいに拭きながら独り言を空へ放つ。

「幸せはどこに逃げたのだか」

そう言いながら自分は生きるために歩いていく。

おわり

6/1/2024, 10:58:11 PM

テーマ 梅雨

セカイは消えた。もう昔にあったセカイはどこにもない。昔あったキラキラと輝いていた太陽も、夜の真っ黒で見えなかった暗さから救ってくれていた月も、晴れていたときに見えたきれいな空も。たくさんの水が落ちてきて、空がグレーに染まっていた雨も。

全て消えた。あの『雨』のせいで


「っていうのが昔あったセカイのお話らしいよ〜」

「...ふ~ん」

でも、前のセカイは『隕石の雨』でなくなったんだよな。僕はわかった瞬間に声が出なかったよ。

今世は大丈夫かな。

おわり

5/31/2024, 10:17:51 AM

テーマ 無垢

「...キィ」
扉が音を出す。この場所から動こうとしない自分を見て、だれかは入ってくる。
「...これ食べてね。あと扉の奥にはいかないように。」
毎回いわれるあれ。こっそり抜け出して読んでみた「ほん」にあった「げえむ」とやらや「がっこう」というものを僕は持ってない。

「なんで僕はここにいないといけないんだ?」

そう思った。そして、扉の先に行った。奥のだんさがある扉のところで音がなった。
「出るなっていったよね?」
何かが漂っていた。でも、怖くはなかった。僕はだれかを無視して扉を開けた。

「ここが..「そと」?」

何かをうたれて右の何かが無くなった。

でも、いいや。


「あのとき抜け出せたから」


セカイをしれたから。

おわり

5/28/2024, 10:45:38 PM

テーマ 半袖

「...ぁ」
風が涼しい。半袖半ズボンだからなおさら風が当たる。風の強さがちょうどいいと思ったら風が吹かなくなった。残念だったが、もうなんでもいいやと思ってしまった。

「今年の夏は平和かな」

隣の幽霊が喋っている。またこいつか。夏にしか出てこない亡霊。結構昔に死んでしまっていたらしい。

「そうだといいね。」
亡霊もいなくなる平和なセカイを僕は望んでいた。

おわり

5/23/2024, 10:44:08 AM

テーマ 逃れられない

「人間っていつか死ぬんだよ!」
元気に少年は言った。少年の言葉は事実だった。
「人間のじゃなければ生きてるの?」
「それは知らない!」
「ほぇ~」
軽く話してる少年少女。そう。人間はいつか死ぬの。だからあいつも死んだ。

僕という死神のせいでね。

おわり

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