NoName

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2/14/2023, 11:14:00 AM

「バレンタイン」

「あ、なぁなぁ、千兎聖、今日なんの日か知ってる?」
「バレンタインか?」
「そうそう!俺作ったんだよ、寮に行って取ってくるから待ってて」
「…ん」

なんか、バレンタインとか愛を伝える人かなんとか
愛を伝えるって呪うって言うことになるんじゃないか?
別にいいけど…

「すぐるー、俺さめっちゃチョコもらっちゃった」
「ふーん、良かったね、食べるのかい?」
「ちょっと無理」
「草」

げっ…
五条先輩だ……早く虎杖戻ってこい……!

「あ、チビじゃんw、何やってんの?w」
「…アンタに関係ないでしょ」
「悟、言われてやーんの」
「う、うるっせぇ!//」

「そうだ、(ゴソゴソ)これ、」
「あ?」
「ん?」
「ご、五条先輩と夏油先輩に…、」
(チロルチョコ!)
※いつもはろんか作りますけど時間がなかったから

「は、はわわ//」
「女神」

チャンチャン

2/13/2023, 12:41:37 PM

「待ってて」

あと一歩、あと一歩と…
足を止めないで、前へと進む
待ってよ、早すぎるよ、
悲しいという感情が言わんばかりに込み上げてくる

君に一歩でも良いから近づきたくて
歩くんだ
でも君は全然止まってくれなくて、ズンズンと
進んでいくから
どうやっても、追いつけないんだ

「待ってよ、行かないでよぉ……」

なんて言っても分かるはずないのに
思わずこう言ってしまったんだ

「和菜さんに追い付くくらいに強くなって魅せます」
「…うん、何処までも着いてきて追い付くくらいに」
「それまで、『待ってて』くださいね」
「ふふっ、幾らでも待つよ」

なら、今度は歩くんじゃなく走るよ

君に、和菜さんに追い付いてやる!

2/12/2023, 12:12:05 PM

「伝えたい」




「せ、んせぇ…グスッ」

なんで、言えなかった……分かっていたのに
言えなかった、言えなかった……

「今、此処で言います…グスッ、好きです、好きだからぁ、起きてよぉ、グスッ」

ずっと言えなかったままのことをようやく言えたよ

君の封印にキスをして

「ちゅ」

と、音を立てながら

そうするとね、動き出したんだ…
君が、俺の目を失うかわりに…この封印を解いて

「ろんか、眼、無いじゃん……」
「……」
「ごめんね、俺がっ、」
「良いんです、アンタに思いを伝えれたので、そんな顔しないでくださいよ、」

そうするとね君はいっ〜ぱい俺のこと抱きしめた

「行きましょう、」

こうして、先生の封印は解かれた次は皆を助けに行く番だね  


大好きだよ、五条さん

2/11/2023, 10:58:46 AM

「この場所で」

お姉ちゃん、お兄ちゃん…何処行ったの?
怖いよ、寒いよ
戻ってきてよ

「ゔぁ〜、ぁぁ〜」

赤子の泣いている声が聞こえる
耳をよく澄まして、何処にいるかあてる
簡単なこと

ひたすら前へ前へと歩いていく

          すると
 
「!!…いた」

目の前にしゃがむと、あの子は泣きながら、 
頑張ってはいはいをしてこっちに向かってくる

「君、何処から来たの?お家は?」

なんて言っても分かる訳がない

「あう、にぃに、」

「…!」
  

          数年後

俺は呪術高等専門学校に上がり、高校生だ

ろんかは、…ああ、そう、赤子だった子の名前だ
千兎聖ろんかっていう子らしい、元は禪院家が引き取っていたんだけど、呪力がないって言うことで捨てられたっぽい

だから俺が引き取っている
呪力がないってのは嘘で、段々と成長していくたびに
俺は、この子はちゃんとした呪力があるって分かっていた


「ろ〜んか、ただいま〜」
「おかえりなさい、」
「なんか、どうしたの?申し分ないっていう顔してる」
「え、あ、そうですかね…?」
「悩み事?」
「いえ、ちがくて…これ、」
「授業参観?」
「いえ、行けなかったら良いんです…」
「行くよ」
「本当ですか?」
「うん」

こんな感じで今は遠慮しちゃう子みたいだけど、とても可愛い!

「ろんか、」
「はい」
「ここの場所、覚えてる?」
「?」
「覚えてないよね」
「君と出会った日の場所」
「…」

ここは紛れもなくとても綺麗だった

もし、もう一度、生まれ変わったら君とここで
逢いたいな

2/10/2023, 11:06:58 AM

「誰もがみんな」

誰もがみんな、
誰もがみんな
幸せでありますように

こんなに願っていても、幸せになるわけではないのに
ただ幸せであるようにと願うしかない
誰もが、いや、善人は思うだろう

幸せであるように、と

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