ちょっと推しを意識したシリーズ

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5/17/2023, 2:35:02 PM

深夜。誰もいない部屋で1人つぶやく。

「寂しいな。」

日中はあんなに楽しかったのに。
ずっと楽しい空間が続くと思ってたのに。
窓際に置いてある無駄にカラフルなマリーゴールドを見る。花屋に置いてあるのに何故か惹かれて買っちゃったんだよな。昼に。
花言葉…なんだっけな。なんでもいいか。
何をやっているんだか。電気もつけずに。
みんな僕を無視している感じだな。
誰も僕を見てくれないんだって思っちゃう。
まるで…ね?

夜ってさ、寂しいよね。
だから、早く寝ちゃおう。
おやすみ。

「おやすみ世界。」

・真夜中

5/16/2023, 2:14:00 PM

君は疲れてしまったのだろう。
目を開く気配がない。
ただ単に幸せそうに眠っている。
このまま起きないのではと思ってしまうほどに。
君は頑張り屋だ。時にはそのことが裏目に出てしまう。だが君はそういう時こそ無理をする。君は必ず言う。何度聞いて来ただろう。
その大丈夫を。
なんで何もしてあげられなかったのだろう?
自分が一番近かったはずなのに。
きっと君はその世界の中でも僕を恨んでいるだろうね。
でもね、僕は君が好きだよ。
臆病な僕に手を差し伸べて、僕に新しい場所を与えてくれた。そんな君が大好きだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後日、君は目覚めないとわかった。
よっぽどそっちの世界が楽しいんだね。
良かったよ。
僕は君のそばに居たい。君の痛みを分かち合いたい。愛って凄いね。
だからね、僕は君と同じところで眠ったよ。

ずっと一緒にいたい。

「遠距離心中」

5/13/2023, 5:03:59 PM

「暇だね〜。」
…確かに。
やることないや。
洗濯はしたしご飯も食べたし。
しかも珍しく買い物も行った。
暇ぁ〜。
「あ、ねえ。」
「何?」と、答える。どうしよう糸くずとかでも付いてたかな!?
「ん〜…やっぱりちょっと待ってて。」
なんだよ呼びかけといて
まあ仕方なく待ってやりますか!

〜数分後〜

「おっけ〜♪おーい!久しぶりに、これやらない?」
「ん?あぁ…ん!?」
「いや、最近2人でやってないな〜って思って。」
「humanh○leFlat…」
「やろ〜w」
「いいよ〜」
「わーい」
ちょっと可愛いな
「よしはじまった!」
はしゃいでる。可愛いな
「あぁ待って落ちた操作がやばい」
焦ってる。可愛い
…って、可愛いしか思ってないし!
とりあえず僕もやらないと…
カチ
プツッ
「…あれ?」
「…消えちゃったね。」
「僕がコントローラーを押さなければ…」
「そんなことない!なんでコントローラー動かして電源消えるの!?」
確かに。
あれ、デジャブ…?
「えー、どうしよっか?」
僕に聞かないでくれ。壊した張本人だし。
「…怒ってる?」
「怒ってない怒ってない!」
これで怒るとか自己中の極みじゃん!
「ん〜。」
あ、なんか考えてる。
「!」
閃いてる。
「いいこと思いついた!」
「何?」
これはいい案の予感…!
「寝よう!」
「…え?」
え、考えた結果?
「寝る…?」
「うん!寝よう!やることない!」
「えぇけどせっかくの休日が…」
「まーまー。いいじゃん別に。」
「むー…わかったよ。寝よ」

〜ベッドルーム〜

「スースー…」
めっちゃ規則正しい寝息が聞こえてくる…
ていうか当然のように一緒に寝てる…
僕なんて緊張しすぎて目が覚めたんだけど。
ていうかトイレ行きたい…
「待ってぇ…」
「…え?」
「行かないで…一緒に寝よ…」
「…わかったよ。」
同じ布団で寝る。
ちょっと抱きついてみる。
あれ、眠たい…
いい匂い…幸せだな…
たまにはこういうのもいいかもね。

題名「暇の解決法」

おうち時間でやりたいこと

4/15/2023, 5:43:40 PM

遠くに行ってしまったのだろうか?

一応言おう、別に死んだ訳では無い。
だが、物理的な距離が出来てしまった。
それはもうオーストラリアと日本くらい…ちょっと言いすぎた。だが、彼の人気は凄まじく、何となく動画を見たり知ったりしている人は多いだろう。だいぶ誇張すると多分彼の動画に触れたことがある人は日本中に居るだろう。そんな彼の動画を僕も今見ている。だが、やはり見る度に思う。「遠くに言ってしまったな」と、動画スタイルは変わらない。ただ、告知などが彼の所属するグループがほとんどを占めている。前までは僕とだったはずなのに。別に止める気はない。けどここにいて欲しい。できるだけ近くに、そばにいて欲しい。それでも彼には届かない。もっとも言っていないから届いたら怖いまであるが。ふと、しばらく手を付けていなかったアプリの通知。しかも最近ずっと話していない彼から。すぐにでも見たいがなにか分からない抵抗があり、少し待ってから開いた。そこには僕の待っていた、僕が言うはずだったかもしれない4文字。だが、やっぱり思いは届かなくて。送られてきた4文字の後に付け足され、「やっぱりごめん!忙しいよね!」
違う。忙しいのは事実だが違う。無理矢理にでも誘って欲しかった。なんて言うのはわがままに入るだろうか?僕は届かない思いを抱きながら眠りについた。見た夢は、僕じゃない人達と歩く君だった。

smnr 変わらない

4/14/2023, 2:22:32 PM

あぁ、どうかもう一度会えないだろうか

白銀の髪、明るめのブルーの瞳、優しい性格。全てが綺麗で、そして全てが輝いていた。
彼は私生活で忙しいとしてもLINEでのやり取りはしているし不仲でもない。
だがやっぱり会うことは出来ない。
朝、雨が降っていた。
編集を、と思ったがやる気がでずに暇を持て余す。ふと、LINEのトーク履歴を見る。昨日の夜に送ったメッセージには既読が無い。
昼、空は晴れていた。
昼食はこの前買ったドーナツ。ポンデリングは買ったその日に食べた方がやっぱ美味しい。ライブが終わったらご褒美として買おうか。緊張するな。
夜、星が見えた。
編集をする。流石にやらないとやばいと思った、が、まだストックはあるので辞める。彼の過去動画を見ているとタイマーがなる。くそ、いま伝説の575を見てたのに!言っててもしょうがないのでしばらく来ていなかったコートにスニーカー。ちょっとおかしいかな?まあいいや。支度に時間がかかってしまった。でもこれで準備万端!行ってきます!待ち合わせた公園に着く。走って来たので逆に早かったのかもしれない。まあ速いに越したことはないけどね。
「おーい」
来た!
僕は光の速さで飛びついた。彼は少しよろけたがしっかり受け止めてくれた。流石。僕は改めて挨拶をした。彼も返してくれた。
「星が綺麗だね!」
「そうだね〜」
「なんかお願いする?」
「流れ星じゃないのに?wまあいいけど。」
「やったー!」
お願い事をした。
願いはもちろん一つだ。(まあ欲を言えば結構あるけど…)
「このまま居られますように。」
僕は神に願った。
彼は忙しいけど、来てくれた。僕はそれだけで嬉しかった。やっぱり君じゃなきゃダメなんだと改めてわかった。

「…みたいなことがしたーい!」
「えぇ?w」
そう、今までのは全部妄想。
君はそこにいる。
「あ、そろそろ帰ろうかな?」
「わかった!またね!」
「じゃーね」
今日、君は手を振っていた。

nrsm 願いを

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