ちょっと推しを意識したシリーズ

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あぁ、どうかもう一度会えないだろうか

白銀の髪、明るめのブルーの瞳、優しい性格。全てが綺麗で、そして全てが輝いていた。
彼は私生活で忙しいとしてもLINEでのやり取りはしているし不仲でもない。
だがやっぱり会うことは出来ない。
朝、雨が降っていた。
編集を、と思ったがやる気がでずに暇を持て余す。ふと、LINEのトーク履歴を見る。昨日の夜に送ったメッセージには既読が無い。
昼、空は晴れていた。
昼食はこの前買ったドーナツ。ポンデリングは買ったその日に食べた方がやっぱ美味しい。ライブが終わったらご褒美として買おうか。緊張するな。
夜、星が見えた。
編集をする。流石にやらないとやばいと思った、が、まだストックはあるので辞める。彼の過去動画を見ているとタイマーがなる。くそ、いま伝説の575を見てたのに!言っててもしょうがないのでしばらく来ていなかったコートにスニーカー。ちょっとおかしいかな?まあいいや。支度に時間がかかってしまった。でもこれで準備万端!行ってきます!待ち合わせた公園に着く。走って来たので逆に早かったのかもしれない。まあ速いに越したことはないけどね。
「おーい」
来た!
僕は光の速さで飛びついた。彼は少しよろけたがしっかり受け止めてくれた。流石。僕は改めて挨拶をした。彼も返してくれた。
「星が綺麗だね!」
「そうだね〜」
「なんかお願いする?」
「流れ星じゃないのに?wまあいいけど。」
「やったー!」
お願い事をした。
願いはもちろん一つだ。(まあ欲を言えば結構あるけど…)
「このまま居られますように。」
僕は神に願った。
彼は忙しいけど、来てくれた。僕はそれだけで嬉しかった。やっぱり君じゃなきゃダメなんだと改めてわかった。

「…みたいなことがしたーい!」
「えぇ?w」
そう、今までのは全部妄想。
君はそこにいる。
「あ、そろそろ帰ろうかな?」
「わかった!またね!」
「じゃーね」
今日、君は手を振っていた。

nrsm 願いを

4/14/2023, 2:22:32 PM