人さがし

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6/2/2023, 3:26:32 PM

─正直─

私は自分が嫌いです。

大嫌いです。

何故なら周りに迷惑ばかりかけ、

周りに期待しすぎて勝手に後悔し、

嫌われない為に行動していることがバレバレ、

そして大切な時ほど正直になれず、

想いを溜め込んでしまう。

最近は特に小さなミスが増え、

周りには迷惑ばかりかけています。

そんな私が嫌いです。

正直になれない私が、一番嫌いです。


『周りに期待し過ぎることは、悪いことではない。
だが、後悔や裏切りを乗り越えることができる者がしていいこと。』
期待しなければ、まだ楽になれるんです。
でもそれを頭でわかっていて、出来ないのが私なんです。
だから私は、自分が大嫌いなんです。
長々と申し訳ございません。
以上、作者より

6/1/2023, 5:08:59 PM

─梅雨─

梅雨が好き。

私の心を表しているように思えるから。

梅雨が好き。

涙や鳴き声を搔き消してくれるから。

梅雨が好き。

君が好きと言ったから。


すみません、眠いので手抜きです。
作者より

5/31/2023, 3:12:48 PM

「今日は天気がいいね。お散歩日和だ。」

『そうだね。とても暖かい。』

車椅子に乗っている君。

それを押している僕。

治る確率がとても低い病気の中、

君は余命宣告をされた。残り1ヶ月。

そんな君は、悲しんだり、泣いたりせず、

ただ『最後まで光に包まれていたい。』

そう願った。

僕はそんな君を放っておけなかった。

だから今日も、暖かい光の中で散歩している。

本当はこんな天気の話をしたい訳じゃない。

僕が本当に言いたいのは、

「助かるように祈ろうよ」と、

「低い確率でも信じようよ」と、

ただそう言いたいだけなんだ。

そんな簡単なことが言えないのは、

きっと君が『光に包まれていたい』と願った時から、

もう君の中に光がないことがわかってしまったからかもしれない。

もし『助かる』と言う光を見せて、

助からなかったら僕は君を殺したも同然だ。

そんな君に恨まれるようなことを、裏切るようなことをしたくないから。

5/30/2023, 10:46:16 PM

ただ、必死に走る私。

何かから逃げるように。

それは黒く大きく、低い唸り声をあげている、

とても怖いもの。

逃げたいのに、息をするのも辛くて、

苦しくて、足が震える。

一生懸命走っているのに、少ししか進めない。

それでも頑張り、物陰にかくれた。

これは夢だ。だから目を閉じれば終わる。

...本当に?

目を閉じても聞こえる唸り声。とても怖い、低い声。

おさまらない私の呼吸音。心臓の鼓動が聞こえる程。

段々と近付いてくる足音。まるで何かを探すように。

あれ?走ってるとき、此処に物陰なんてあったっけ?

そう言えば、さっきの足音は?

何で唸り声が後ろから聞こえるの?

...嗚呼、そっか。

これは夢じゃないのか。



5/29/2023, 5:29:08 PM

─「ごめんね」─

私の口癖は「ごめんね」だった。

周りからは『言い過ぎ』なんて言われてしまう程、

私はごめんと言っていたらしい。

でもそんなに言っている自覚はなかった。

むしろ謝り足りないぐらいだと思っている。

何故なら、ある言葉が足枷になっているから。

『謝るのは、許してもらうためではない。自分が悪いと思ったから謝るのだ。』

と言う言葉だ。この言葉を聞いた時、私の心に何か違和感を感じた。

「悪いと思ってるのに、みんなに謝ってない。」

小さい頃の私はそう考えていまい、口癖がごめんになってしまった。

まぁ、それ以外の理由もあると思うが。

この口癖は、完全に消えることはないのだろう。

此処までの話が、私の口癖がごめんになった理由。

ただのつまらない、私の人生の一部。


これは私の実話です。
私もこの口癖直したいんですけどねぇ...。
以上、作者より

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