─「ごめんね」─
私の口癖は「ごめんね」だった。
周りからは『言い過ぎ』なんて言われてしまう程、
私はごめんと言っていたらしい。
でもそんなに言っている自覚はなかった。
むしろ謝り足りないぐらいだと思っている。
何故なら、ある言葉が足枷になっているから。
『謝るのは、許してもらうためではない。自分が悪いと思ったから謝るのだ。』
と言う言葉だ。この言葉を聞いた時、私の心に何か違和感を感じた。
「悪いと思ってるのに、みんなに謝ってない。」
小さい頃の私はそう考えていまい、口癖がごめんになってしまった。
まぁ、それ以外の理由もあると思うが。
この口癖は、完全に消えることはないのだろう。
此処までの話が、私の口癖がごめんになった理由。
ただのつまらない、私の人生の一部。
これは私の実話です。
私もこの口癖直したいんですけどねぇ...。
以上、作者より
5/29/2023, 5:29:08 PM