考える葦になりたい鳥

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1/26/2023, 3:00:25 PM

ミッドナイト

ヒーローについて語りたいけど、まだ本棚に眠っている状態だから語れない。
時間ができたら、ゆっくりしっかり、読みたいな。
緑谷くんの無個性への気付きのシーンで号泣したのは、ここだけの秘密だよ。

僕も何かの個性が欲しいと、本気で想った。

「何もできない自分は必要ない」そう、自分に呪いをかけていたから。不思議な力を持ったスーパーヒーローに憧れていたんだ。



真夜中は、大人になれない大人達が、子供に戻る時間。
眠いけど眠れない。「やりたかったこと」の欠片を集めながら、「明日」っていう現実から目を背ける。

もう、現実から目を背けているなら、君は大人なのかもしれない。子供と大人の線引なんて曖昧だ。

時間なんて人間が作り出したもの。
朝も昼も夜も、真夜中も、ずっと続いてる時の流れの一瞬だ。その一瞬で何をする?



真夜中は、曖昧な境界線。



目を瞑って横になれば、眠っているのと同じだよ。

今日に「おやすみ」。


1/25/2023, 1:11:52 PM

安心と不安

安心
健康でやる気があってご飯が美味しい。守ってくれる誰かがいて、心が安らいでる。

不安
不健康で何をしたらいいかも思い浮かばないしやっても出来ないしご飯は口に入れば何でもいい。心は常に揺らいでいる。


最近は何もかもが不安と変化の連続。まさしく不安定。
安心できる居場所なんてどこにもない。

なんでなんだろう。あんまり安心って感じたことない。

あぁ、そうか。
守ってくれる誰かとは、もう離れ離れになってしまったんだ。美味しいコーヒーを入れてくれるあの人。

僕は、あの人のコーヒーが世界で1番好き。



あの人は自分が自分でなくなるような病と闘い、不安を抱えながら、精一杯生きている。



だから僕は、あの人から貰った半分を抱きながら、この不安定な毎日を生きていく。


1/24/2023, 1:53:28 PM

逆光

といったら、あの歌だよね。
あの映画の中で1番好きな曲。歌うとウタちゃんみたいに強くなったような気がする。

怒りや戸惑い、不安や焦り、寂しさ。
負の感情をパワーに変える歌。

本当は強くもないし、寂しいし、ずっと夢の中に居たい。でも、想い出す記憶は赤く染まった寂しさと「どうして?」で溢れている。自分では処理しきれない、重い責任が、どこへ向けることも出来ない怒りへと変わっていく。

歌を歌っている時は、真っ白で居られる。
歌を歌っている時は、強いわたしで居られる。

歌が好きなウタちゃん。
歌が下手なお父さんのシャンクス。
ウタちゃんのそのままを見てくれてたルフィ。

みんなみんな、カッコイイ。大好きだ。


1/23/2023, 1:38:12 PM

こんな夢を見た

とある個性派俳優ふたりとご飯を食べる夢。
今年の初夢だ。
前にも似たような夢を見たような気がする。何年か前の初夢だった。

普段なら気に障るような事をされたが、この時は気にならなかった。

自分を持っている人、自分の中の引き出しがたくさんある人の魅力ってやつ。

いつか、僕もそうなりたいな。



書き逃したお題をここに書きます。
タイムマシーン

過去に行くなら
好きな時代の建築物や風景を見に行きたい。社会の教科書や資料集じゃ分からない、生きている色が見てみたい。

未来に行くなら
まだ見ぬ世界を探検したい。ひときれのパンと、ナイフとランプ、それにカメラを鞄に詰め込んで。

自分に何かしないのかって?

過去の自分に会えたら
生きづらさを少しでも軽くしてあげられるように、手を差し伸べてあげたい。

未来の自分に会えたら
「今、幸せかい?」と聴くだろう。

でもきっと、結局「何もしない」を選択する。
今まで生きてきた自分を愛してあげたいから。これから自分がどう変わっていくのか楽しみたいから。

自分を愛せるのも、変えられるのも自分だけだって、知ったから。



「今」を生きてる。


1/21/2023, 12:20:38 PM

特別な夜?

同じくらいの背をした君と、キラキラと輝く街を歩いた。ヒールの低いパンプスは君への心配り。
辺りは暗くて少し寒い。

温かな色の光に目を奪われて、カメラのシャッターを切り続ける。想えば、君のことをよく見ていなかったのかもしれない。

僕はまだ、子供だった。

改札で鞄に潜めていた、売り物のクッキーを君に差し出して、「またね」と言って改札を通った。
君が引き留めたから、もう一度改札を通って戻った。

「何かプレゼントを…」と君は言ったけど、お店はもう閉まっていた。次に会う約束をして、また同じ改札を通った。

求めるものが同じだったふたりは、改札を隔てて別れていった。満たされない想いを抱えたまま、真っ暗な田舎道を電車は走って行く。



僕はまだ、子供のままで居たかったのかもしれない。



遠くなっていく駅の灯りが、「さよなら」と言っていた。


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