ネジが外れたウサギ

Open App
12/15/2024, 6:05:09 AM

クリスマスシーズンが始まった冬。

街路樹を飾るイルミネーションは

家族連れやカップルを優しく出迎える。

私みたいな独り身でも、

イルミネーションの明かりは温かい。

その輝きを遠く離れた友達にLINEで送る。

彼女から送られてきた返信には

サンタの格好をした猫のスタンプが

「きれいだね」と言っている。




昨日、「さよなら」を言ったあの人は

今頃、新しい誰かと一緒にこの優しい灯りの中を

「寒いね」とでも言い合って歩いているのかな。


イルミネーションは恋人たちのものと思っていたけど

灯りは人を選ばない。

いつかの冬は隣にあの人以上の誰かがいることを

切に願い、

イルミネーションを見て今日も一人たそがれる。

12/14/2024, 3:47:56 AM

親の愛を知らずに育ったあの子に

僕は何をしてあげられるのだろうか。


僕には両親がいて(普通が何かは知らないけど)、

素朴な愛を注がれて生きてきた。


そんな僕が愛を注いでもあの子は

真実だと信じてくれのか。

多分すぐには受け入れがたいだろう。


だから僕は温かいペットボトルのミルクティーで

心も体も暖めて欲しい。

小さすぎる素朴な愛だけど

段々と少しずつ大きな愛を注いでいくよ。


僕が両親にもらった愛よりも

違う意味を持つ愛を君に教えたい。


12/13/2024, 6:10:06 AM

君が言う「愛してるよ」のひと言は

いつも心の奥を締め付ける


心の奥底に眠る小さな影は本当のことを示した心

12/12/2024, 6:03:25 AM

明日が来るのが怖いけど、

明日が来たら嫌な予感が当たる気がするけど、

もう、そんなこと言ってられないのかな。

自分が何かのきっかけで死を迎えない限り

私の明日は来る。


そんな不安を君だけに打ち明けたら、こう言った。

「明日が怖くても、近い将来はわからない。

あなただけの楽しみだってあるでしょ?

困難を乗り越えた先には君だけの喜びが待ってる。

楽しみがないなら作れば良い。

誰にだって好きなものはあるし、得意なものもある。

それを心に秘めて明日を迎えよう?

きっと『生きててよかった』って思える日が来るよ」


それを聞いて私は、

自分の好きなものや得意なものを過去を通して探った

12/11/2024, 4:26:20 AM

小さい頃からひとりぼっちだった私には、

友達という言葉を理解できなかった。

だから、同世代の子と仲良くするより

人形と遊ぶことが楽しかった。


そんな私でも大人になって社会に出ると

仲間ができた。

友達という堅い絆ではないけど、

仕事をする上で必要とし、必要とされる仲間ができた

その中で趣味の話をしたり、

ちょっとした冗談から生まれる笑顔もあって

私は初めてひとりぼっちから抜け出せたようだ。


友達になると

この「仲間」の関係に重しが乗っかるようで怖いから

このままでいい。


もしかしたら、

相手は友達のように思ってくれている面も

あるかもしれない。

それでも私は「今の城」を壊されるのが一番怖いから

仲間のままで幸せだ。




Next