ネジが外れたウサギ

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10/1/2024, 6:19:31 AM

毎日が同じことの繰り返しでも

昨日と今日では違う点がいくつもある。

ポジティブなこともマイナスなことも。


きっと明日も何かが変わる。

それがマイナスなことだとしても

楽しいことを記憶に刻めばいい。

不安という言葉ばかりに惑わされていたら

悪い方向に君の人生は進んでしまう。


だから、勇気を出して。

きっと明日も

誰かを笑わせられる君がいるよ。



そう教えてくれた、

多くの障害者に希望を与えている恩師は

私にとっての道標。

9/30/2024, 6:36:07 AM

誰もいない部屋の中で音のないピアノを弾く。

想像の音階でメロディを脳に描いていく。


なぜ音が出ないのか。

その理由はただ一つ。


この部屋の音は全てあのぬいぐるみが吸収してるから


あの謎のキャラクターのぬいぐるみの眼には

音を集約する力がある。


目覚めたらこの部屋にいた私には

ここにいる理由がわからない。


ただ一つ分かっているのは

あのぬいぐるみは

大好きな亡き恋人の形見だということ。

9/29/2024, 6:40:58 AM

最後のデートだと分かっていたなら

別れ際にキスをしたかった。

最後の思い出を最高にするには

君の好きなカフェラテの味のキスで幕を閉じるのが

最適だと思った。


だけど、もう遅いかな。


僕たちはもう会えない。

なぜなら、君は僕の知らない街に行ってしまったから。


もう一度会えたら言いたい。

「僕にとって一番最高の言葉をくれたのは君だよ。

『外見以上に貴方の心は男らしいよ』

なんて言ってくれた人は後にも先にもいないから」


9/28/2024, 4:14:45 AM

昨晩の私の苦しみは冬のような通り雨だったのか

一晩中、涙が枯れるほど泣きはらした

理由などない

突然だったから


心をえぐられている

そんな痛みであり、そんな切なさであった


それが翌朝のお日様の光で幻想的な虹が現れた

とても、勇気が湧いてくるほど前向きになった

理由などない

突然だったから


心に包帯を巻かれている

そんな温もりであり、そんな心地よさだった


あの通り雨は私の冬だった

もしかしたら、誰かの心に来たかもしれない

通り雨を降らせる雲は消すことはできないだろう

それでも、通り雨は必ず過ぎて春を呼んでくれる


私がそうであったように

君にもその時が来ると信じている

9/27/2024, 6:46:19 AM

秋になると必ずあの人を思い出す。

五年前の秋に出会い、

三年前の春に海外へ行ってしまったあの人に。


彼は今どうしているのだろうか。

恋人ではなく、友達でもない。

私を変えた恩師。


今年の秋に帰国すると夏に手紙を寄越してきた。

再会したら、まず最初に花束をあげたい。

花言葉の通り、

思い出の詰まったチョコレートコスモスの花束を。

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