期待と不安が入り混じると落ち着いて眠れない。
そんな時は応援ソングを聴きまくるのが
私のおまじない。
そうすれば少しずつでも胸の鼓動は
不安定な思いより前を向ける力の方が大きくなる。
ときには不安が期待を上回るくらいの心配がのしかかる。
その場合、私は誰かに相談したり
深呼吸をしてイメージトレーニングをする。
それで少しでも不安を抑えようとする。
不安の度合いはそのときその時でさまざま。
もし、胸の鼓動を期待というドキドキに変えられたら
それは自信を持つべき。
前を向く強さがあなたの人生の厚みになっているから
人生のでこぼこ道を踊るように歩いていけたら
少しは楽になれるのかな
仕事とプライベートの線引きをして
踊るように空を飛ぶ鳥を脳に焼き付ける
私もいつか無になれる自由が来ると願って
幸せに区切りの時を告げる時があるように
シンデレラのように不幸にも終わりを告げる時がある。
ただ、その不幸の終わりの時を誰が告げるのか
それは他の誰でもない、自分だ。
「そんなのあり得ない」
そう思う人も少なくないと思う。
だけど、自分を変えることで不幸は幸福になる。
舞踏会に行こうとしたシンデレラは勇気を出して
前へ進んだ。
継母たちのいじめによってその道は閉ざされる。
しかし、それでも立ち向かおうとした彼女の勇気と
共に暮らす仲間たちへの彼女からの無垢な優しさが
功を奏したのだ。
私はシンデレラにはなれなかった。
だが、目に見えぬガラスの靴はある。
何か不安定なことがあったら、その靴を履く。
それで立ち向かえば心配していたことも
少しずつでも解決に導かれる。
あなたにもあるはずだ、そんなガラスの靴が。
それは、魔法というフワッとしたものではなく、
あなたの中にある芯の強いもの。
苦しみに耐えてきたあなたなら、すでに履いている。
あとは問題に立ち向かうのみ。
目に見えぬあなたの優しさが、ガラスの靴の引換券。
砂浜で見つけた桜色の貝殻
君はそれを「垢抜けている」と言った
なぜかと訊ねると君は
「恋する乙女の頬だから」
その答えを聞いていた近くの少女は微笑んだ
あの人は誰よりもキラキラしてる
きっと舗装されてない道を歩いて来たのだろう
底知れぬ努力の積み重ねが手に取るようにわかる
その人しか持っていない
人生の厚みがあの人の誠実さと笑顔で伝わってくる