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8/8/2024, 11:17:27 PM

「蝶よ花よ」 #8

君は誰なんだ…。

君は蝶よ花よと育てられたであろう。
蝶や花よりも儚く美しさを持っている君。
ミステリアスな雰囲気ももつ君。

僕はもっと君のことを知りたいだけだ…。

8/7/2024, 12:09:17 PM

「最初から決まってた」 #7

僕の君との関係は、最初から決まってたのかもしれない。

僕たち人間はこの世界の理に逆らうことはできない。
まるでロミオとジュリエットのように。
運命は残酷にも僕たちを引き裂いた。

もし君とまたいられたら。そう思わない日はない。

でも、その願いが叶う日は永遠に来ない……。

8/6/2024, 10:20:45 AM

「太陽」 #6

君は太陽のような存在だった。

今考えれば、君は太陽で僕は月のようなものだったのだろう。
僕のことをいつも明るく照らしてくれて、だから僕も輝いていられた。

でも、僕は君を失った。
それから僕はもう2度と輝けなくなった。
あんなにも楽しかった世界が突然白黒の世界になったようだった。

もう一度、もう一度でもいいから君に会いたい。
「その笑顔と明るさで僕のことを照らして欲しい」
そう何度も願ってしまう。

叶わない願いだとわかっていても…。

8/5/2024, 10:37:03 AM

「鐘の音」 #5

12時の鐘がなるその頃に君はいなくなってしまった。まるで最初からいなかったかのように。

もう一度だけでいい。もう一度君に会いたい。
君の愛しい笑顔をみたい。

世界のどこにいようとも、絶対に探し出してみせる。

僕に新しい世界を見せてくれた、君のことを。

8/5/2024, 12:57:47 AM

「つまらないことでも」 #4

世界はつまらないもので満ち溢れていた。
つまらない学校。つまらない登下校。
つまらない友達。

そんな退屈だった僕の世界に君が入ってきた。
つまらないことでも、君とならつまらなくない。
君と話せる学校。君と二人きりでする登下校。

でも、一つだけはつまらないままでいて欲しい。

友達はずっとつまらないままでいて欲しい。

君とは友達以上になりたいから…。

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