泣いたなら すっきりしよう 天高し
おばあちゃんからのLINEはちょっとした暗号のようだ。
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絵文字を覚えたおばあちゃんは、確実に私や母より絵文字を使う。寧ろ絵文字しか使わない。
いね、おうじ、おちゃ、かめん?後半は買ってきてだろうなぁ。お茶、お茶か……
帰り道、スーパーに寄って茶葉売り場で商品を眺める。
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頼まれたほうじ茶パックとおばあちゃんの好物である餡付きの団子を入れた鞄は、不思議と少し軽く感じた。
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敬老の日記念。スタンプもお好きでした。
命が燃え尽きるまでに
息子に自分の力で生きていけるようにさせなければならない。
親に愛されていたことを信じられるようにしなければならない。
善悪がわかるようにちゃんと話をしあわなければならない。
もし無理でも、私の代わりにそれをしてくれる人が前を向けるようにしなければ。
あとどれくらい時間ある?
怖がっても仕方ないけれど、こわいよ。
日の出より 前に不安で 起きた朝
三文の徳 薄くなる星
そこにある
私は知ってる
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早起きは三文の得なんて言葉が出てこない日の私へ
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早起きは三文の得に相当する諺は世界各国にあって、早起きの口は金貨を加えてるとか、神の祝福があるとか、早起きの鳥は虫を捕まえられるとか。
どの諺にも共通するのは、健康的な意味合いよりも、仕事などで早く取り掛かるものは得をするとかそういう意味合いが強そうなこと。
眠れないならエンタメではなく、働いたり勉強で時間を潰すべきなのかもなと思い直す。
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皆さんがちらほら書いておられる「夜明け前が一番暗い」。この言葉ってシェークスピアの「マクベス」からなんですね。しかも主人公のマクベスの言葉ではなく、マクベスに妻子を殺された男が敵討ち前夜にいう言葉。
マクベスという言葉しか知りませんでした。あらすじをはじめて知りました。アーサー王伝説とかよりかはまだついていける……のはあらすじだからかしら。
同様に島崎藤村の夜明け前も、最初の一文しか知らず。青空文庫で少し読み始めたのですが、美しい馬籠宿の様子を記述された序文と、あらすじの結末が結びつかなくて驚いています。
基本豆腐メンタルのためハッピーエンド至上主義なのですが、せっかくのご縁だ。頑張って、読んでみようか。
本気の恋でないものってなんだろう。
憧れの恋
遊びの恋
独占欲だけの恋
承認欲だけの恋
妥協の恋
妄想の恋
たくさんの恋を否定して理想の恋を探していた。
きっとあれは本気の恋じゃなかった。
そう自分勝手な行動を誤魔化していた。
本気の恋だから
本気じゃない恋だから
許される理由にはならないと気付くのは
いつだったか。