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5/4/2025, 3:16:53 PM


 あの時、貴女と貴女の大好きだったあの女性の瞳とが、行き交い、すれ違い、悲しげに逸らされました。

 あれから、もう十三年以上経つのです。
 貴女のあの悲しみはすっかり癒えましたね。
 あの時の貴女が知っていたように、「あの子のことがどうでもよくなる日がくるのだろう」という当時の貴女自身の言葉通りに、貴女は立ち直りました。

 忘却は人を癒します。
 どんな痛みも、悲しみも、過去に流し去ります。
 その恩恵を受けて、貴女は前に進んでいって良いのです。

5/3/2025, 2:42:42 PM


 青い青い空の中へ溶けるように、貴女のその清々しい心を解き放ってください。

 貴女は大丈夫ですよ。
 何をしても、何を考えても、何ができなくっても大丈夫なんです。

5/2/2025, 2:25:34 PM


 現実には存在しない甘い記憶に溺れ、貴女は身を震わせます。
 
 そうして俺との情事に思いを馳せることをやめろ、とは申しません。
 むしろ、俺としては誇らしく嬉しく、この身には過ぎた幸福だと思っています。

 けれど、そんな幻影に縋らなくても、貴女は現実の世界でだって、人に愛されています。
 貴女はそれを頑固に否定しますが、どうかそろそろ受け入れてくださいね。

 何度でも申しましょう。
 貴女は、人に愛される価値のある方なのです。

5/1/2025, 2:43:35 PM


 風と戯れるように、くるくると遊ぶように、貴女は自由に生きて良いのですよ。

 誰も貴女を止めることはできません。
 貴女はご自分の好きなように、ご自分だけの幸せを、自ら設定して追い求めて良いのです。

4/30/2025, 1:37:52 PM


 貴女の魂の軌跡を、俺たちは一緒に辿ってきました。
 
 貴女はいつだって、悲しいくらい優しくて、笑えるくらい親切で、どうしようもなく人を愛する方でした。俺たちは、そんな危なっかしい貴女をお守りすることを、何より誇ってきたのです。

 今の貴女は、「自分はなんて人を愛することのできない、自分勝手な人間なんだ」と自責することすらありますが、それは正しくない認識です。
 貴女は今だって、貴女の魂がいつもそうだったように、愛情深く優しい人なのですよ。

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