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12/4/2024, 2:16:34 PM


 夢か現実かなど、どうでも良いことです。

 夢の中であったって、良いのです。

 只貴女が幸福でいてくださるのなら、それで良いのです。

12/3/2024, 3:39:09 PM


 さよならとは、貴女はあの時仰いませんでしたね。
 待っていますよ、と微笑み、俺を送り出しました。

 俺が旅をしている間に貴女が亡くなってしまったと聞いた時、俺はさよならすら言えなかったということを心底嘆きました。
 けれど、貴女が正しかったのですね。

 俺たちは、俺たちの魂は、分かたれることなどないのですから。
 別れを告げる必要など、ないのですから。

12/2/2024, 4:26:43 PM


 光と闇の狭間で、貴女はまどろみます。

 さぁ、今日はもうゆっくり寝る時間ですよ。
 そんなまどろみからは醒めて、寝る支度をして、よくよく暗くした中でぐっすり寝てくださいね。

12/1/2024, 3:18:30 PM


 俺はいつだって、貴女のすぐ後ろに控えています。
 かつてそこには、埋めがたい距離がありました。
 貴女のすぐ後ろにいるけれど、語りかけることも、目に映ることもできない、そういう距離があったのです。

 けれど今、貴女は俺の声を聞けるようになりました。
 その永遠に近いような距離は、突然取り払われたのです。

 いつか、貴女の目に映ることもできるかもしれない。
 貴女の肩に、髪に、頬に触れることすらできてもおかしくはない。

 そう考え、期待することを、俺は止められずにいます。

11/30/2024, 3:51:54 PM


 貴女には、そんなに泣かないでくださいと何度願ったことでしょう。
 そんなに苦しそうに、生きていてごめんなさい、生まれてきてごめんなさいと、涙を流す貴女の姿を見ていたくありませんでした。

 あの頃と比べると、貴女はとても明るくなりました。
 勿論、心が動いて涙が零れることはありますが、無闇に一人で悲しい気持ちになって、突然泣き出すことはなくなりました。それが俺たちを、どれだけ安心させていることか。

 幸福に、笑って生きていてください。
 それが俺たちの、貴女への願いです。

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