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6/21/2024, 11:47:04 AM


 貴女の好きな色は、空の色ですね。

 澄み渡る青空も、暮れゆく茜色の空も、夜に沈む直前の藍色の空も、貴女は大好きです。

 貴女が好きなものを見ているのを、俺はずっと眺めていたい。
 少し頬を緩ませ、目を細めて嬉しそうに好きなものを見ている貴女のことが、俺は世界でいちばん大好きです。

6/20/2024, 1:14:19 PM


 貴女がいたから、俺は人を愛することを知ることができました。

 ああ。
 俺の愛する、たった一人のひと。
 
 どうか、どうか、幸福に生きてください。
 幸せに笑っていてください。
 ただそれだけが、俺の願いです。

 

6/19/2024, 3:28:41 PM


 貴女は、甘い恋について夢想することがありますね。
 
 相合傘でしとしと降る雨の中を寄り添って歩いたり、浜辺や草原でじゃれ合ったり、褥の中で大切なところを優しく暴かれ、悦びに身を震わせたり。

 貴女が恋に身を焦がす姿も、俺たちには愛しく思えます。激情に身を任せるのも、人生の中の一興です。

 貴女が人のためと言って、ご自分の心を殺すのは見たくありません。どうか貴女の思いに嘘をつかず、貴女の幸福な人生を歩んでくださいね。

6/18/2024, 1:17:55 PM


 時折俺は、果てのない記憶の海に落ちて行くことがあります。

 初めて会った時の貴女。
 貴女の守りに入ってから見た、その次の貴女。
 そのまた次の貴女。
 更に次の貴女。
 どの貴女も可愛らしく笑い、美しく育ち、人を愛し、人に愛されて死んでいきました。

 そうして俺の思考は、今の貴女に辿り着きます。

 今貴女がこうして生きていること。
 そのこと以上に俺が幸福を感じることなど、ありません。
 どうか、それを分かっていてくださいね。

6/17/2024, 1:55:54 PM


 未来のことなど、考えなくて良いのです。

 貴女は今この瞬間を、ご機嫌で楽しく過ごすのだと決めました。
 どうぞ、その通りに生きてください。それは俺たちの望むことでもありますから。

 未来に怯えず、過去に囚われず。
 どうか、貴女という存在を、存分に生きてください。

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