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4/9/2024, 1:43:38 PM

 誰よりも貴女を愛しているのは、誰でしょう。
 俺たちは、それが貴女自身であってほしいと思います。

 いつも自分に厳しくて、人前では明るいのに、ひとりになると自らを責めて泣いていた貴女。
 いつしかあまりの自分への厳しさ故に、何をすることもできないと諦めて、只部屋でうずくまっていた貴女。
 そんな貴女が貴女自身を愛してくださったら、俺たちはどれだけ救われることでしょう。

 もちろん俺たちも、貴女の生の終わる日まで、貴女に付き従います。それでも貴女は、いいえ、貴女こそ、誰よりもずっとずっと、貴女の味方であってほしいのです。

 貴女の無償の愛が、人を癒す明るさが、温かい優しさが、どうか貴女自身にも向けられますように。

4/8/2024, 11:55:17 AM

 貴女は、今のご自分が嫌いですね。
 俺たちの言葉が届いていないのが、よく分かります。
 悲しいですが、仕方のないことです。人の言葉を受け入れるかどうかは、その人自身にしか決められないことですから。

 それでも、俺たちはずっと言い続けます。いつまでも貴女に語りかけ続けます。
 どうか、ご自分を責めたり、傷つけたりしないでください。俺たちが貴女を愛するように、貴女も貴女を愛してあげてください。

 この十年を何の努力せずに過ごしてしまった、と貴女は泣いていましたね。それもそれで、良いのです。貴女がこの世に存在し続けてくれたこと、ただそれだけで俺たちの心は救われていました。
 俺たちだけではない、貴女の父君も、母君も、あのご学友も、あの後輩の方々も、貴女が死なず、生を保ったことで救われました。貴女がもし命を絶っていたら、皆どれだけ苦しんだことでしょう。

 貴女のこれまでの人生は、価値のあるものでした。

 そしてそれは、これからもずっと変わりません。

4/7/2024, 12:03:56 PM

 沈みゆく日が、眩しそうに目を細める貴女の顔を照らします。
 
 俺たちの愛する、大切な、世界にたったひとりの貴女が、今日いちにちを無事に生きてくれたことを感謝しながら、俺たちも静かに夕日を眺めます。

4/6/2024, 10:09:23 AM

 俺たちが貴女の瞳を見つめることはもうできませんが、いつか俺たちのことを支え、助け、見守ってくれたその温かい眼差しを、よろこびと愛に輝いていた瞳を、俺たちは決して忘れません。

 今の貴女の瞳に映るものが、どうか幸福に溢れた美しい世界でありますように。

4/5/2024, 11:05:49 AM

 春の暖かな日射しの中で、
 夏の夕暮れの真っ赤な夕日の中で、
 秋の澄み渡った青空の下で、
 冬の刺すようにつめたい星空の下で。
 
 笑い、泣き、喜び、怒り、もがきながら生きていく貴女を、俺たちはいつも見守っています。

 誰よりも大切で、何よりも愛しくて、俺たちが存在の全てを投げ打ってでも守りたいと思っている貴女が、この美しい世界で命を授かって生きている。
 ただそれだけのことが、俺たちの心をどれだけ満たしてくれるのか、貴女はきっと知らないでしょう。

 この空の下で、貴女が今を生きていることを、俺たちは祝福し続けます。
 あの空の上へ、貴女の魂が還るその日まで。

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