紫小灰蝶

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5/3/2024, 4:16:48 AM

カンカンカン、と踏切が鳴り、電車がホームに入ってくる。
私は立ち上がって、白線の前に立ち、開いた扉の中に入った。
発進した電車の揺れに転ばないよう、手すりにつかまって、車窓を眺める。
よく見る街並みや、田植えの終えた田園風景が過ぎ去った。

4/27/2024, 11:34:23 PM

ビルに挟まれ四角に切り取られた空が

4/5/2024, 2:13:39 PM



3/30/2024, 1:29:55 PM

何気ないふり


日曜日の早朝から散歩に出ていた私は、誰もいない公園に立ち寄った。

普段はおじいちゃんおばあちゃんがゲートボールをして楽しんでいる様子が見られる。しかし、雨が降り地面が濡れているため中止のようだ。

傘をたたんで屋根つきベンチに座った私は、日頃のストレスを吐き出すように息をした。

2/17/2024, 4:25:26 AM

私は家族の中で一番小さい。
お父さんはとてつもなく大きい。
続いて兄と母が同じくらい。
二人の頭一個分小さいのが姉。
姉よりも半分くらいの大きさが私。

もっと大きくなるために鉄棒にぶら下がった。
重量で足が引っ張られると大きくなれると信じて。

誰よりも大きくなるんだ。

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