もしもタイムマシンがあったなら、
私はタイムマシンの開発者を殺すでしょう。
あなたとの出会いを、
今までの人生を、
少しも変えられたくない。
それほどまでにあなたを愛しています。
どうでもいいと、
誰とも関わりたくないと、
感情なんていらないと、
ただの機械でいたいと思っていた。
人と話すときなんて何も考えていなかった。
ずっと話を合わせていただけだった。
ある日、上辺だけの関係のなかで君に出会った。
最初はまた面倒が増えたと感じただけだった。
関わりが増えた分、面倒が増える
これが僕の当たり前でこれ以外はあり得なかった。
それでも君と話している時間は楽しかった。
いつも君と話すのを心待ちにしていた。
君のことをもっと知りたいとそう感じ始めた。
僕にとって君は他の人とは違うのだと思う。
これが恋かどうかは分からないけれど、
君とは少しでも長い間一緒にいたい。
俺はちゃんと働いていた。
少なくとも周りの馬鹿よりはしっかりしていたし、
優しく接してあげていた。
なのにあの馬鹿共は俺を陥れてきた。
まぁ、稚拙な罠に俺がかかるわけがないけど。
最終的に陥れはされなかったけど、
あの馬鹿共には報いを受けて貰わないといけない。
あんな稚拙なものではなく、
もっと複雑で誰にも気づかれない罠で。
その決意から1週間
あの馬鹿共には絶望のどん底に墜ちてもらおう。
いつまでも君との関係が続くと思ってた。
だけどそんなことはないこと無かった。
1週間前、君が他の女とデートしていたのを
見つけてしまった。
あのときの君は私とのデートの時以上に
とても楽しそうだった。
私は今までたくさん君に尽くしてきたのに
裏切るなんて
どうしようかと考えている時、
君が花言葉に詳しかったことを思い出した。
だから君に紫陽花送ろう。
たとえ君が私が気づいていることを知っても
君なら私よりもあの女を選ぶだろう。
だから君に紫陽花はぴったりなんだ。
「移り気」で「冷酷」な君に
僕は今までやりたいことなんて無かった。
それはこれからも変わらないと思う。
僕はいつも親に言われたことをやってきた。
勉強も運動も社会貢献もなんでもやった。
そんな僕だったけど、
ある日学校で進路を聞かれた。
親に聞いてみても自分で決めろとしか言われない。
そもそも今まで意志決定権が無かったのだから
自分で決めろと言われても答えれるはずがない。
だけど進路は決めなければならない。
だから今一番やりたいことは
やりたいことをみつけることだ。
僕は今日もやりたいことをみつけるために
色々なことをやってみている。