星羽 兼守

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7/20/2024, 3:06:25 PM

「私の名前」

 以前名前について、母に聞いたことがある。
どんな風につけられたのか。
答えは意外と単純だった。
 名前は親から与えられる最初のギフトだと。
それを聞いた時、私の名前にも何か意味があるのかなと思ったけど、母から聞いてがっかりした記憶がある。
 子供もペットもいないけど、大事なものに名前をつける時は、ちょっと辞書を引いてから、名付けサイトで見て、名前を考えてつけようと、意味もなく思った私だった。



「名前について思った事」

 昨今、俗にいうキラキラネームや、読み方だけの当て字で作った名前を見ると、平凡でもちゃんと考えてくれた名前は、時代を超えて親の愛を感じてならない。
 かといって、キラキラネームは悪いわけではない。
そこに親の愛があるかないかで、子供がどう受け止めるかが問題だ。
 名前が変えられる、自由がある現在は、とても運がいいと思う。

7/19/2024, 1:13:05 PM

「視線の先には」

 私は前を見る、周りを見る、何もない。
視線の先には何もなくて、 分からなくて、それが怖くて、後ろを向いてしまう。
 でも行かなければいけない。
視線の先には何があるか、分からない。
未来、自分にしか作れない。

7/16/2024, 2:59:32 PM

「空を見上げて心に浮かんだこと」

 昔は空を見上げてたくさん思った。
子供だったので、だいたいは雲を見て食べ物のことばかり思っていた。
 ちょっと新しい昔だと、浮かんだことは昔の自分。今会っていない友達と、異性への淡い表現し難い感情。
現在は 数十年後の自分、 環境、人間関係。
 現在、過去、未来。空は変わらない。
浮かぶ心は自分のものなのに、全て違う。
空模様よりもコロコロ変わる、自分の心。
明日空を見て、私は何を心に浮かべるだろう。

7/13/2024, 5:33:30 PM

「優越感、劣等感」

 優越感 劣等感。
私の心の中のバロメーターは、いつもその2つがせめぎ合っている。
残念ながら現在、劣等感の方がやや優勢。
いつもいつも、逆転一発負け。
あっという間にひっくり返る。
 人間的基盤を作り直す必要がある。
人生100年では、足りないかもしれない。
それでも地面に足を踏ん張って進みましょう。



「優越感、劣等感」

 体は下を向いても、顔を下に向けても、心だけは下を後ろを向いてはいけない。
それは癖になってしまい、心から嬉しい、誇らしいと思った時に、上を向くこと、真っ直ぐ歩く事ができなくなるから。

7/10/2024, 12:48:38 PM

「目が覚めると」

 一時期、眠るのが怖かった。
眠ると、二度と目が覚めないのではないかと思い、恐怖した。
眠って目が覚めて、周りを見て、生きてると思った。
 眠るのが怖いとも思った反面、目が覚めるのも怖いと思ったこともあった。
その時は夢を見ていた。
行ったことのない景色、二度と会えなかった友人と話した。
昔の知り合いが昔の姿で、でも私は今の姿で対面して、向かい合って話したりもした。
100%夢だとわかっていても、目が覚めなくないと思った。
 こんな矛盾を抱えて生きて、老人になって死ぬ間際に、私は何を考えているんだろう。
今は毎日、美味しいご飯を食べて働いて眠って、また働く。
その途中に、 嬉しいことも悲しいこともある。
が、 それはそれ、これはこれ。
私はそれら全てを、しばし楽しもう。

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