星羽 兼守

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9/14/2024, 3:12:42 PM

「命が燃え尽きるまで」

 命が燃え尽きるまで、何かに夢中になって、
今まで生きていただろうか。
 人は死んだら星になる、と、誰かが言った。
私は星になれるような、人生を歩んでいただろうか。
仮に星になっても、私のことを思い出してくれる人は、いるのだろうか。
 そんな人はいなくても、例え星にならなくて、
命が燃え尽きるまで何かに夢中にならなくても、
ろうそくよりもか細い心の灯りを持って、普通の人生を私は生きる。




「命が燃え尽きるまで」

 このフレーズのようなドラマや、小説のような人生を送る人間なんて、一握りだけだ。
 そんな人生を送る人間は、私達のような普通の生活を望む事を、何人知っているだろうか。
 普通がどんなに幸せか。それがわかった時、この世界はたぶん、不幸せのどん底なのだろう。
それこそ今どこかで、繰り返し行われている戦争で、心が追い詰められている時だろう。
 何気ない日常に感謝の祈りを。
命が燃え尽きるまで、追い詰められる事がない、世界に祝福を。

9/10/2024, 1:47:36 PM

「喪失感」

 人生で3回、喪失感を味わった。
みんな私を置いて逝ってしまった。
幸い友人はいない。
 だからあと、喪失感を味わうのは1回
いや2回だけ。
 大切な人、どうせ逝くのなら、
私の後に行ってくれ。

9/9/2024, 1:37:24 PM

「世界に一つだけ」

 私自身が世界に一つだけ。
私の心も。
こうしてここに書いている私の言葉も、声も、
世界に一つだけ。
 あぁ人がいる限り、この世に世界に一つだけが溢れている。

9/7/2024, 1:26:57 PM

「踊るように」

 踊るように足は進み、回るように時は動く。
そして静寂。
 それでも人は歩みを止めず時を追いかけ、私を残す。
背中を押すのはどこの誰。
その手は友よ、君がいい。
 君はいないから進めない。
でもせめて方向だけはさしておくれ。
そうしたら私は前に進める。

9/2/2024, 12:39:56 PM

「心の灯火」

 私の心の中にある、最後の希望。
そして勇気。

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