Justin borthwick-jackson

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8/20/2023, 10:03:25 AM

お題:さよならを言う前に

さよならを言う前に1つだけ聞かせてください。
貴方はなぜこの女を助けに来たのです?助ける義理はない筈です。
ふん、まあよろしい。しかし、貴方ほどの歴戦の戦士が何の策もなく、単独で乗り込んでくるとは。正直言ってガッカリです。もう少し楽しめると思ったのですが。
では、お時間です。「さようなら」

・・・何を笑っているのです?
気でも触れましたか?あなたはもう終わりなのです。
何っ?このアジトが包囲された?もうそこまで来ている?
バカな、貴方は単独でここに乗り込んできた筈っ。
ぐ、ぐわあああぁぁぁ

8/19/2023, 10:56:02 AM

お題:空模様
青一色のような空の日もあれば、白4:黒6みたいなグレーがかった空模様の日もある。
ただ、どんな空模様であれ、雲の居場所は空しかないのである。

大学時代、集団に所属しているのに孤独だと感じたことがある。飲み会で酒が飲めない、気が大きくなれない自分は完全に蚊帳の外だったのである。40人近い集団だったのですぐ近くに人がいるにもかかわらず孤独を感じていた。飲み会という場で独りでいると思われたくないので、とりあえず酔っておふざけをしている人たちの近くで笑いを作るなど「独りじゃないで」という体を取り繕っていた。孤独とは物理的な距離ではなく、心と心の距離なのかもしれない。

お笑い芸人 ジャルジャルの福徳秀介さんが書いた「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は僕の大好きな小説の1つだ。一番最初に書いた「雲の居場所」はこの小説からの引用をさせてもらった。

主人公と同じ大学の出身であり、独りでいると思われたくないというプライドを持った性格まで自分と通ずるものがあり今までのどの小説よりも自分に置き換えやすかったかもしれない。

大学時代、自分の居場所だと感じる場は少なかったが、今でも時間があればキャンパスに訪れるのはどうしてだろうか。もしかしてあのキャンパス全体が僕の居場所だったのだろうか。


P.S.お笑い芸人 ピース又吉さんが昔書いた小説紹介エッセイ風に書いてみました。

8/17/2023, 11:41:02 PM

お題:いつまでも捨てれないもの

あなたへの恋心です。

いつもいつもお店に来てくれてありがとう。
私からの照れ隠す子供みたいなアプローチにも気付いてくれてたのかな?

あなたに出逢ってから所謂、自分磨きというものもしてみたんだよ。メイクもへアセットも全部、あなた好みの女になりたくて。

あなたに出逢ってから自分でも知らなかった自分になった気がするの。

しっかりはっきり伝えることができてませんでした。ごめんなさい。

あなたには他に女がいることは知っています。
でも、ちゃんとあなたに想いを伝えようと思います。

今、あなたの帰りを待っています。
今、あなたの家のベランダにいます。

本当はね、私気付いて欲しかったの


https://youtube.com/watch?v=cxM_FmezzFA&feature=share9

8/16/2023, 10:47:34 AM

お題:誇らしさ

削りに削り取り、それでも削れなかったプライドの欠片。
今、現時点の自分は「誇らしさ」をそう思う。

プライドなんてものは無い方が生きやすいに決まってる。

プライドのせいで、誤解される。孤独になる。傷つき、傷つけることでまた自分が傷つく。

だからみんな大人になるにつれてプライドを捨てていく。

プライドを捨てれない自分。こんなものが無ければと何度思っただろうか。ある意味呪縛霊のようなものなのかもしれない。

でも、知っている。この誇らしさがあることで自分が形成されていることを。極稀に自分が間違ってなかったと思った日があったことを。

この呪縛霊がどんな時も自分に付きまとってるなら、自分が苦しかった時、辛かった時を一番近くで見てくれてたのはこの呪縛霊ではないだろうか。

8/15/2023, 12:44:13 PM

お題:夜の海

なぜ、夜なのか?
なぜ、海なのか?

昼の海は好きじゃない。
自己肯定感が高く、人に迷惑をかけることを何とも思ってないような奴らが集まる気がしてならないのだ。

必要以上の笑い声、自分の人生には無縁な色つきサングラス。これら2つがチケットになり、ようやく訪れることができるのだ。

無論、持っている筈がない。



夜の海はどうだろうか?
独り感傷に浸りたくて、波を眺めている人をイラストでもドラマでもたくさん見てきた。
キャラの心情からすれば海と何か関わりがあるからこそ、自然と足が海に向くのだ。

自分はというと、「独り感傷に浸る為だから」とある種の自分を守る盾を用意し、キャラの真似事をしたくて夜の海にいく。

キャラの真似事をしたいと正直に思うのが恥ずかしい自分と自然とそこに足が向かないことに情けなさを感じる自分がいる。用意した盾はこの"自分達"から守る為である。

夜の海には予想していたよりも人が独りでいる。
みんな自分から自分を守っているのだろうか。

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