yoi

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1/7/2023, 9:25:47 AM

僕の唯一は君だけだ

君は僕に笑ってくれて
幸せをくれたんだ

僕は君しかいらない
君もきっとそうだよね

でも僕はもうここにはいられない

それでも僕は君と一緒にいたいから
連れて行く

ずっと一緒だよ

1/4/2023, 11:10:07 AM

目が覚めて
朝食を食べて
家を出る

知った道
知った匂い
知った景色

変わらない作業をして
家に帰る

何も変わらない
新しいことなんて何一つない
平凡が幸せで平和が普通

それって本当に幸せ?
刺激のない人生は私を枯らすわ

12/30/2022, 11:29:05 AM

春の明かりに照らされて
新しい出会いに心躍らせた
視界の全てが七色に輝く
心に小さな蕾が芽生えた
それがむず痒く息苦しい

夏の青さに目を細めた
楽しむための季節
心の底から必死で全力だった
汗か涙かも分からない
尊く儚く心に咲き始めた花

秋の穏やかさに一息つく
自分の未来を膨らませて
目の前が真っ暗になる
散る葉のように見失いそうになる
咲き始めた花は下を向く

冬の澄んだ空気に身震いをする
全てが終わりに近づく
人肌恋しい季節とは裏腹に
僕らは離れていく
不安で怖くて壊れそうだ
それでも花は強く上を向く

季節が巡ってあらゆる感情が移り変わって
僕らは成長する
全てはもう記憶
二度とない季節を駆けてきた

お疲れ様
よく頑張ったよ
自分と歩くのは自分だ
来年も支えてくれ
あとはもう自分を褒めていればいいさ

12/21/2022, 12:03:02 PM

小さい頃から空を見上げては
何もいない空間を目で追っていたらしい
母は聞く
「何を見ているの?」
僕はいつも
「大きな鳥が飛んでいるんだ」
そう言っていた

今もその鳥は飛んでいる
昔よりも近い距離で
大きな翼を広げて大空に浮遊している
こちらにおいでよと手を伸ばして

何度も行こうとしたが
僕にはまだあの大空は似合わない
いつかあの鳥のように飛べる日が来るのだろうか

12/20/2022, 10:38:04 AM

昔の記憶
大きな煙突のある家で心弾ませ布団に潜った
彼が来てくれることを
今か今かと待ち侘びていつの間にか眠っていた
眠っていても彼を待つ意識はある
ふと枕元に人気を感じて飛び起きた
赤い服を身に纏った白髪の男

彼だ!彼が来たんだ!僕は見たぞ!

すると体の力がふっと抜けて布団に倒れ込んだ
彼は優しく微笑んでいた

凍えそうなほど寒い季節
寒さなど感じない規則的な部屋の中で
今年もあの音がする

耳をつんざくようなベルの音
赤い服を着た白髪の彼が枕元で笑っているんだ

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