風土

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8/1/2025, 3:50:44 AM

眩しくて、目を閉じた
でも数秒後にはその先が気になっていた

眩しい、眩しいと思っているのは誰だ

私は酷く落ち着いた心境で、
眩しいな、でもだから何なのだろう
まるで平然と、思わず心の中で呟いた

目を開いて、その先を見ることにする
眩しい、しかし無理に瞑らなくても、私は自由なのだ



7/20/2025, 5:08:29 PM

今を生きる

「自分には今しかない」
「今を生きれればそれでいい」
そんなセリフがいつも私の印象に残っている

今しかないってどういうことだろう
元々、人間には連続的な今しか無いはずだ
過去も未来も全部今だ、私にとってはそれが真実

今を生きるってどういうことだろう
「過去を生きる」とか「未来を生きる」とか言うけれど
人間は今以外を本当の意味で生きられるのだろうか

このセリフの中では、きっと「過去も未来も要らないから今だけ見つめて生きよう」というニュアンスだ

もしそうなら、私は納得しかねる
確かに過去も未来も存在しないのかもしれない
しかし、「今」以外から目を背けるのは違う

人間として逃げてはならない気がする、
逃げずに過去も未来も今も見つめ、背負って生きる
それが誠実な生き方だと思う

今を生きたい

7/19/2025, 2:38:38 PM

【今回はかなりテーマが暗いこと、
自身の感情ベースに書き出したものなので、
感情移入しやすい方は読む際にご注意頂けると
嬉しく思います。ほんとに重いです|ω・`)スミマセン】


飛べ!飛んでしまえばいい!

1人。布団の中、薄あかりに照らされた
ベットサイドのカーテンを、苦し紛れに見つめる。

飛ぶ勇気なんてない、でもそれくらい惨めなのだ。
―情けない。
でも、情けないことを知っていて勇気の出ない自分は、もっと情けない。

人間として価値の低いものだ。誰かそれを認めさせて欲しい、そして進む勇気が欲しい。

独りよがりな考えを飽きずに、繰り返し繰り返して、
どうして、諦めきれないのだろうと思う。

私は一体何を、諦めきれていなくて、このままここで
窓の外の世界を考えるだけ考えてから踏みとどまる、

なんで?

考えをやめようとは、思わないのだろうか。
手放してしまえば終わることなのに、私1人息を飲み、
頷けば、きっと済む話なのに。

だけど私の中はどこか、確信に満ちていて、
考えることを止める選択肢は残されていなかった。

明確な答えは分からない、今はとにかく
自由を手放したい気分だった。

でも結局、自由に縛られたまま、
『また』だ、窓の下に落ちた時の感覚を想像する。

7/18/2025, 7:41:25 AM

揺れる木陰に目を伏せて
ザワザワと響く風の音に、ふと視界を閉ざす

美しい物を見ていると、私はよく人のことを考える

今、私が感じている”美しさ”はなんであれ
誰かもまた、同じ木陰で、ふと目を伏せたことがあるのだろうか

もし、誰か。いや、きっといるであろうその人は
揺れる木陰や風の雰囲気に風情を感じるその人は
”時代を超えて今ここに居るはずだ”
と私はどこかで勝手に、信じ出す

いつの時代でも同じ世界で、同じ感性や感覚を
誰かと共感している感覚は、なんだか嬉しいもので
そのどこかの誰かを、少し身近に感じる

風が止んでまた顔を上げる、静かな並木道に1人でも、どこか確かな世界に、肩を並べる人が居た気がした。



7/17/2025, 6:20:09 AM


真昼の夢、白昼夢の事だろうか

何となく言葉からそのイメージが湧いた
白昼夢って、単語は知っているけれどハッキリと意味は分からないな

少し調べてみる。日中、夢を見ているように想像や妄想の世界に耽けること…らしい。

思ったより身近、と言うか私にとってはまさに日常

ドグラ・マグラとか読める形にした白昼夢なのでは?
読んだことないけど、そんな雰囲気だったなぁ

なんてボーッと物思いにふける今も、
もしかしたら”白昼夢”に入るのだろうか

なんて、取り留めのないことを考える

白昼夢って言うと堅苦しいけど、真昼の夢って言った方がロマンチックで良いなと感じて
少し気分よく格好付けて目を伏せてみた、

教室の外から少し慌ただしい声が耳に入る、もうすぐ授業再開か。スマホをカバンにしまい、顔を上げる

勿体ないな、せっかく真昼の夢にふけっていたのに

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